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27歳会社役員が「note」フォロワー5000人に。続けるための活用術を聞く

学び

ビジネス面での“大きな変化”

 最初は完全にプライベート用の備忘録としてnoteを使い始めたそうですが、続けていくうちにビジネス面にも良い影響があったと話します。

「まず大きかったのが、本業で関わっているサービスの認知度向上につながったことです。オンラインで専門家とマッチングしてカウンセリングが受けられるcotree(コトリー)というサービスの公式アカウントを運営しているのですが、これは僕が個人でnoteを始めたことで得たノウハウを会社に還元できた例だと思います」

 平山さんは2019年11月に、株式会社cotreeのCOOにも就任。現在は同社の採用担当も兼ねているそうですが、採用面にも変化があったといいます。

「面接を受けに来てくれる方から『平山さんのnoteを読みました』と言ってもらえることが増えました。これは本当に嬉しい変化のひとつです。採用面に限らず、サービスを使ってくださるユーザーとも良い関係が築けていると感じます。これからの時代、商品やサービスを使うときはそれを作ったのがどんな人間なのか? というところも重視されるはずですからね

「数字はあまり気にしていない」

ひらやまさんnote

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 また、個人としてイベントへの登壇やインタビュー取材を受けることも日に日に多くなってきているそう。

「一番嬉しかったのは、note公式イベントに登壇させていただいたことですね。noteはとても好きなサービスなので、そこへ裏方に近い立場で参加できたことがとても思い出に残っています」

 こういった実績を持ちながら「実はnoteでのフォロワー数やPVといった数字はあまり気にしていない」と話す平山さん。

「僕自身は別に有名になりたいわけではないので、フォロワーさんを増やしたいとかそういった意識はないんです。普段noteで発信をするときは、企業or個人、本業or副業といった区分けもあえてしていません」

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