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新型コロナでイベント自粛の中、ライブ配信アプリ「17 Live」が描くエンタメの未来

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新型コロナの影響で需要増

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無観客の中、17 Liveを活用してライブ配信を行ったアーティストたち

 新型コロナウイルスの影響で社会全体が自粛モードとなっている中、イベント業界も大きな痛手を被っている。何か月も前から準備していたライブコンサートや公演の中止は、見込んでいたチケット収入や物販での売り上げがなくなり、多大な赤字を生んでいる。

 17 Liveは、今回の新型コロナウイルスでイベント中止を余儀なくされた興行主催者のために、「ライブ配信に関するサポート窓口」を開設。

 イベントを中止にするのではなく、ライブ配信に切り替えることで、少しでもファンと交流したい、共に過ごしたいとするアーティストが、無観客の中で17 Liveによるライブパフォーマンスを行った。

DJ KOOもライブ配信を実施

 Twitterでは先日、TRFリーダーのDJ KOOさんが出演予定だったイベントの中止を受け、17 Liveを活用してライブ配信を行ったことがファンの間で話題となった。

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DJ KOOさんによるライブ配信の様子

 横内氏は今回のライブ配信によるサポートについて、「コンサートやライブの特徴である、その瞬間の感動をスマホで見られる」という点を強調し、オフラインイベントの代替として多くの問い合わせを受けている実態を話した。

「新型コロナウイルスの対策として、音楽ライブや卒業式・入学式といったシーズナブルなものまで軒並み中止になっています。これを受けて17 Liveでも何かサポートできることはないかと社内で検討した結果、今回の窓口設置に至りました。直近では、スケジュールが差し迫っているコンサートをライブ配信に切り替えたいという問い合わせを受けていました。中にはヨガ教室や卒業式、就職説明会など、エンタメ業界以外の方からも多く相談をもらっていて、ライブ配信の活用の幅が広がっているのを感じています」

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