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LINEで振り回すワガママ彼女。「1日5回、好きって言って!」

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1日5回は好きって言って!

 そんな雰囲気がしばらく続き、高梨さんは「このままではダメだ」と思い、GさんにLINEで他になにか不満があるのかを聞いてみることにしました。すると、思いも寄らない怒涛の返信がきました。

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「まず『気まずい状態だったのがわかっていたなら、もっと早く声をかけて』からはじまり、『1日5回はLINEで好きって言って』『毎日寝る前は必ず電話して』『仕事の休憩時間には必ずLINEして』など、たくさん送られてきたんです。まさか彼女がこんなことを思っているなんて考えもしなかったので、圧倒されて『わかった』と返事しました」

 高梨さんはGさんから言われたことをできるだけ守るよう、LINEでの連絡頻度や内容に気遣いながら過ごしました。しかし、彼女の要望は日を追うごとに多くなり、どんどんわがままになっていったのです。

不安だったのは言葉のせい

 そして、ついに高梨さんにも限界が訪れます。

「ある日、仕事で疲れているときに、また彼女にLINEの内容で文句を言われてしまい、その瞬間に『もういいか』って思ってしまったんですよね。そのまま彼女に電話して別れ話を切り出しました」

 高梨さんはLINEをこのまま続けるのは限界であること、そして「それに付き合えないから別れたい」と電話で伝えました。するとGさんは「泣きながら不安だった」と話し始めました。

「結局、彼女は、自分から告白したため僕の気持ちがわからず不安だっただけで……。僕がきちんと好きだという気持ちを伝えていればこんなことにはならなかったんです。友達期間が長かった分、彼女として、女性としてきちんと扱えていなかったのかもしれません」

 きちんと話し合いをして、LINEの頻度や内容を決め、さらに言葉で気持ちを伝えることを約束しあった2人。

 今ではお互いになんでも言い合える「友達」と「恋人」のいいところを合わせたような素敵な関係になれているとのことでした。

<TEXT/つる>

食べること、お酒、音楽、辛いものが大好き。30代になっても派手髪から抜け出せません。外に出るのはお酒が待っている時だけという姿勢を崩さず、今日も適当に生きています

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