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霜降り明星が語る「コンビが消滅しそうになった」時期

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初めてドラマ出演する二人の心境は?

霜降り明星

――挑戦したことで、どちらも経験値が上がったということだと思いますよ。2020年1月からは、俳優デビューとなるドラマ(粗品さんが『絶対零度~未然犯罪潜入捜査~』、せいやさんが『テセウスの船』に出演)がスタートします。

粗品:はじめての現場なので、どこに立ってたらいいとかも含めて分からないんですよ。セリフはそこまで多くないので、そこで苦労したみたいなのはないんですけど。楽しいなとも思いますし、難しいなとも思いますし……まだ、はじまったばかりでちょっと分からないっていうのが正直なところです。

せいや:役者にあこがれはありましたね。もともと芸人になるよりも前に、西田敏行さんみたいになりたいと思ってましたから。けど、今は粗品と一緒で転校生みたいな気分です。ドラマってぜんぜんバラエティとは勝手が違うなと。入りでこんな早くメイクせなあかんねやとか、楽屋で俳優さんとなにしゃべったらいいのかとか。

 でも、みなさんいろいろ教えてくれて、本当に優しかったです。「今後もどんどん役者やっていきたい!」って感じでもないですけど、お声がかかればまたやってみたいですね。

<取材・文/鈴木旭 撮影/スギゾー>

【霜降り明星】
2013年1月、結成。2017年「第38回ABCお笑いグランプリ」優勝。2018年「第7回ytv漫才新人賞」優勝、「M-1グランプリ」にて史上最年少で王者に輝く。粗品は2019年に「R-1ぐらんぷり」でも優勝

フリーランスの編集/ライター。元バンドマン、放送作家くずれ。エンタメ全般が好き。特にお笑い芸人をリスペクトしている。個人サイト「不滅のライティング・ブルース」更新中

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