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つくばエクスプレス、新型TX-3000系を公開。明るく開放感のある車内に

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車両番号の下2ケタが80番代の理由

 TX-3000系は2019年9月にTX-81編成が落成、搬入。TX-82・83編成は2019年12月下旬、TX-84・85編成は2020年1月下旬に搬入予定である。

 つくばエクスプレス車両の編成番号は、直流電車を1から、交直流電車を51から振っている。先述したとおり、TX-3000系は交直流電車。TX-2000系の後継車という意味もあり、編成番号を飛ばし81からスタートすることとなった。

 なお、2020年度以降、増備の予定はないという。

TX-1000系、TX-2000系の小修繕

つくばエクスプレス

TX-2000系小修繕車

 最後にTX-1000系、TX-2000系は、2017年度から総合基地内の車体更新場で小修繕が行なわれている。

 おもな内容は、屋根の絶縁材を上塗り、窓シールの修繕、吊り手の増設及び取り替え、乗務員室内の計器やスイッチの取り替え、デジタル方向幕を3色LEDからフルカラーLEDに更新されている。2018年度から旅客情報案内装置のLCD化(42インチハーフではない)も追加された。

【取材協力:首都圏新都市鉄道】

<取材・文・撮影/岸田法眼>

レイルウェイ・ライター。「Yahoo! セカンドライフ」の選抜サポーターに抜擢され、2007年にライターデビュー。以降、ムック『鉄道のテクノロジー』(三栄書房)『鉄道ファン』(交友社)や、ウェブサイト「WEBRONZA」(朝日新聞社)などに執筆。また、好角家の側面を持つ。著書に『波瀾万丈の車両』『東武鉄道大追跡』(アルファベータブックス刊)がある

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