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「老後2000万」解決の第一歩。ネット証券どこがおすすめ?

コラム

楽天証券:カード利用でポイントが貯まる

楽天証券

※画像は楽天証券公式サイトより

 楽天証券は、楽天のグループ会社です。楽天証券の最大の特徴は、クレジットカードを利用して投資信託を購入できる点です。

 一般的に、金融商品は現金・預金で売買され、クレジットカードは対応されていません。しかし、楽天証券では楽天カードで100万円投資した場合は、1万円分の楽天ポイントが付与されるので、これだけで1万円分の利息を得ているのと同じことになります。

 普段から楽天市場を利用したり、楽天ポイントを貯めているという方にはおすすめの証券です。

マネックス証券:米国株に強み

マネックス証券

※画像はマネックス証券公式サイトより

 マネックス証券は、商品・サービスが充実したネット証券です。他社に比べて多くの米国株を扱っているため、将来投資の幅を広げる際には非常に有効です。

 同社では魅力的なキャンペーンが展開されています。まず、NISA口座での売買手数料が無料となっています。仮にNISA口座120万円を全額分利用した場合、約1500円の手数料がかかりますが、無料となります。

 さらに7月8日からは米国株取引の最低手数料を従来の5ドルから0.1ドルに引き下げると同時に、半年間、米国株購入のための米ドル買い付け為替手数料が無料になります。

 また、家族・友人にマネックス証券を紹介すると、国内株式手数料を最大1万円キャッシュバックするキャンペーンも実施中です。こちらは、2019年7月4日時点で、いつ終了するか未定となっているため、早めの利用をおすすめします。

すべての口座を作成するのが最強

 代表的な3つの証券会社をご紹介しましたが、面倒でないのであれば3社とも口座を開設しておくことをおすすめします。熾烈な顧客競争を背景に、各社はお得なキャンペーンを定期的に実施しているからです。

 例えば、SBI証券では 関連の住信SBIネット銀行での、2019年3月末までの米ドル買い付け時の手数料が無料となるキャンペーンを実施していました。「店舗型」の大手証券会社で100万円の日本円を米ドルに換えれば、約1万円かかりますので、手数料無料の効果は大きいです。

 こうした、タイミングを逃さないためにも、複数の証券会社を利用することをおすすめします。

 また、証券会社、各社での商品の取扱数には限りがあるため、今後の記事でも紹介する好条件・人気の商品はすぐに売り切れてしまうことが考えられます。購入可能性を上げるためにも、複数の証券会社の口座を持つ意味はあるといえます。

<TEXT/飯田隆太>

米国銘柄中心投資家 。米国系 外資企業の財務部に勤務し、2週間に1度しか出社しない「コスパの良い働き方」をしながら、捻出した時間を副業と投資に向けることで、アーリーリタイアを目指している。自身の経験を基にしたキャリア戦略、副業、投資情報を運営サイト「ビズトレ!」で公開中

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