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職場で「なぜか会話が盛り上がる人」が意識している会話術

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「なぜか会話が盛り上がる人」になれたら成功

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 最後に、しっかり笑えるようになっているか何度も脳内シミュレーションしておく必要があります。「そんな面倒くさいことやってるのか?」と思う方は多いかと思いますが、人よりも少し良い立場を築くためには、面倒くさいことも乗り越えなければいけません。

「そんな暇ないよ」と思っても、仕事中や大事な時間にやるほどではないので、通勤電車や歩いているときに考えればいいと思います。

 少なくとも誰かがツッコんでくれて、場が和んで、議論や会話が盛り上がったら成功です。その起点にいると、投げかければ何かを返してくれる人だと思ってもらえ、いろいろな情報も入ってくるようになります。そうして、インプットを多く受けることで、普通の人は成長していきます。

 芸人でもない普通の人が他人を笑わせるのは難しいことです。でも、たとえ話でその場を和ませて、この人がいるとなぜか会話が盛り上がり、最後は建設的な雰囲気で終わると周囲に思わせたら大成功です。ぜひマネしてみてください。

<TEXT/出口知史(SONOKO代表取締役社長)>

ぬいぐるみの進化版でもあり、小学生に大人気のスクイーズのトップブランドであるiBloom(アイブルーム)を製造販売する、株式会社ブルーム代表取締役社長。東京大学大学院工学系研究科修了後、コーポレイトディレクション、ダイヤモンド社を経て、産業再生機構など3社の投資ファンドにおいて、投資先企業の経営者として複数の会社を連続で再生・成長へと導く。約20年連続で悪化していた老舗企業や5年連続赤字で債務超過に陥った老舗企業などを復活させた。現職では成長から飛躍に取り組む。著書に『困った人の説得術』(日本経済新聞出版社)など