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「時間がない」が口ぐせの人でも、大量の仕事をこなせる2つのポイント

学び

 こんにちは、戦略コンサルタントのShinです。今日のテーマは「大量の仕事をこなしている人が心がけている2つのこと」です。

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(C) Gstockstudio1 – Dreamstime.com ※画像はイメージです(以下、同じ)

 あなたの周りにも、忙しいはずなのにたくさんの仕事を同時並行でこなし、しかもそれらすべてのクオリティが高い人、いないでしょうか。

 ぼくの周りには、驚くほど仕事が早く、クオリティが高い人が何人かいました。「自分もそうなりたい!」と考え、彼らのことを観察し、ヒアリングし、自分にも適用するように努力してきました。

 その結果、本業のほかに、オンラインコミュニティやブログの運営、Web媒体での連載や本の執筆などをこなせるようになってきました。そのコツを、大きく2つに分けて説明していきますね。

1.「スキマ時間 is King」だと考える

 仕事をあまりたくさんこなせない人が良くいうセリフは「時間がない」です。これが口くせになってしまっていると、なかなか仕事を大量にこなすことができません。仕事を大量にこなす人たちも、実はまとまった時間がたくさんあるわけではありません。

 では、仕事をこなせない人と大量にこなす人の違いがどこにあるかというと、「スキマ時間の使い方」です。

「次のミーティングまであと10分ある」だとか「休日に1時間半だけ空いてしまった」とか、そういうときの行動がまったく違うのです。こういう時間ができたときに、仕事をこなせない人はなんとなくスマホをいじったり、ぼーっとしたりしてしまいます。

 仕事を大量にこなせる人は、こういう時間ができたら「大チャンスだ!」とばかりに作りかけの資料を完成させたり、メールを一気に返したりします。

 あなたも「締め切り効果」という言葉を聞いたことがあると思います。期限が迫っていると、集中力が高まって生産性が上がるアレです。スキマ時間は、その締切が自然に設定されている黄金の時間なのです。

 時間の総量は多くないですが、締め切り効果も相まってたくさんのことをこなせます。スキマ時間 is King。この考えを持てると、仕事を大量にこなせる人に一歩近づきます。

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