鼻整形をしたら激臭が… コロナ禍で60万円をドブに捨てた27歳女性の顛末
テレワークや自宅待機が増え、家にいる時間が増えたこの1年。そんな時間を利用して、美容整形をする人が増えているという話も耳にします。
都内に住むOLの山野理沙さん(仮名・27歳)は2020年4月、緊急事態宣言とともに1か月間の在宅勤務になりました。その期間を利用して、約60万円かけて鼻の整形手術を受けました。
コンプレックスの団子鼻を整形することに
「学生時代から鼻先が丸い、いわゆる団子鼻がずっとコンプレックスだったんです。どんなにメイクをしても鼻のせいでどこか垢抜けないんですよね。整形したい思いは常にあったのですが、なかなか休みがとれなくて。でも昨年、在宅勤務で整形する人が増えているという記事をネットで見て……私もこの機会に整形しようと思ったんです」
山野さんは仕事柄、常に客前に出ないといけませんでした。しかし、在宅勤務では主に事務作業。仕事も暇になるだろうと思い、美容整形クリニックのカウンセリングを受けに行きました。
「緊急事態宣言中でも、美容整形クリニックは噂どおり混んでいました。なかでも腫れやむくみが収まるまでの“ダウンタイム期間”が長い、脂肪吸引が人気でした。私の場合、他の人に比べると鼻がペチャッとしていて、それが余計に団子鼻に見えていると言われたんです」
美しい鼻を手に入れ大満足
そんな山野さんが受けることになったのは、こんな手術でした。
「小鼻の脂肪を取る手術と、鼻先を高く見せるオステオポールという3Dボールを鼻先に入れるものでした。2つとも鼻の穴の中を切る手術だったので、傷口は少し腫れる程度。翌日からメイクやシャワーもすることができました。でも、施術して3日ほど、鼻の穴から多少の出血がありましたね」
鼻の整形は二重整形などに比べると、ダウンタイムが長く、「完成するまで約半年かかる」と医師に言われたそうです。思い描いていた理想的な鼻には近づけたのでしょうか。