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「宮崎には若い人が少ない」スーパークレイジー君が告白、“県知事選出馬”の舞台裏

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県知事選の目標は「投票率51%」

スーパークレイジー君

戸田市議選の当選無効判決前に、裁判所前で本人を直撃

――2022年の戸田市長選に出馬した際、投票率を51%にすることが目標と話していました。今回の宮崎県知事選はどうでしょうか?

スーパークレイジー君:立候補するわけですから、私に投票してほしいという気持ちは当然あります。しかし、それ以上に有権者の半分以上が政治に関心を持ち、そして投票に行ってほしいという根本的な考えは変わっていません。なので、今回の宮崎県知事選も投票率51%を目標にしています。

 政治への関心を高める、投票率を上げるという気持ちは強いのですが、それでも2020年の東京都知事選のように特攻服で踊ったり歌ったりといったように、奇抜な形で注目を集めることは控えています。あくまでも、実直に政策を訴え、支持を呼びかけ、そして多くの20代30代に宮崎の未来をよくするために「一緒にやろう! 考えよう!」と機運を盛り上げていきたいですね。

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<取材・文・撮影/フリーランスカメラマン 小川裕夫 編集/ヤナカリュウイチ(@ia_tqw)>

【スーパークレイジー君】
1986年、宮崎県出身。10代の頃は暴走族で、少年院に入っていた経験もある。2020年「百合子か、俺か。」のキャッチコピーで都知事選に立候補。街頭では白い特攻服姿で立ち、踊りや歌を披露して話題になった。2021年の戸田市議では912票で当選。しかし、居住実態がないことを理由に、2021年に当選無効となる。以後、2022年の参議院議員選挙にも出馬意欲を見せていたが、地元・宮崎に帰郷。地元で活動を続けている。
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フリーランスライター・カメラマン。1977年、静岡市生まれ。行政誌編集者を経てフリーに。首相官邸で実施される首相会見にはフリーランスで唯一のカメラマンとしても参加し、官邸への出入りは10年超。著書に『渋沢栄一と鉄道』(天夢人)などがある
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