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ダイエットなのに体重が増えた!目標達成で「結果が出ない人」が避けるべき考え方

学び

要因分析は「WHAT」と「HOW」

考える人々

 そこで、使えるのが「WHAT」と「HOW」。うまくいった場合は、

「何があったからうまくいったのだろう?」
「どんな風にしたらうまくいったのだろう?」

 問題が発生している場合は、

「何をすることでうまくいったと思う?」
「1週間前に戻れるとしたらどんな行動をしただろう?」

 こうした「WHAT」や「HOW」を用いた質問に変えてみると、「なぜ?」と聞くより本質的で具体的な事実が出てきやすいのです。適切な現状把握・そして要因分析ができれば、適切な次の1手を打つことができます。CHECKは、PCDAを目的・目標に向けて軌道修正する大事なフェーズ。まずは現状把握、そして要因分析。これが基本です。

<TEXT/荻野純子(キャリアコンサルタント)>

株式会社FCEトレーニング・カンパニー 代表取締役社長。大手人材会社にて、法人営業・キャリアコンサルタントとして活躍後、⼀部上場経営コンサルティング会社にて採用研修業務に従事。2010年FCEトレーニング・カンパニー立ち上げに合流。講師として企業研修3000回、受講者数は5万人を超える。導入企業のリピート率は90%以上。著書に『xDrive 質問がPDCAを加速する』(キングベアー出版)がある

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