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「自分はダマされない」という人ほど危ない。詐欺SMSから身を守る方法

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1.見分けない、触らない、電話しない

メール

「怪しいメールが届いたら、よく見て偽物か本物か判断すればいい」と思うかもしれませんが、実は1番危険な行為なのです。昨今の詐欺は巧妙であり、文面から本物か偽物かを見分けることはできません。

 また、差出人のメールアドレスや文字列が偽装される場合も多くあるため、「正しく見えるから大丈夫」という判断は意味を持ちません。URLも企業やブランド名に似せてあるものから、短縮URLでアクセス先がすぐにわからないようになっているものまで様々です。

 メールやSMSに添付されたURLにアクセスしないこと。電話番号が記載してある場合、その番号に電話をしないこと。簡単に思えることですが、これが最も重要な詐欺対策です

2.公式アプリorブックマーク登録したサイトから確認

 日頃よく利用する企業やブランドから緊急のメールやSMSが届いたら、添付されたURLには触らず、あらかじめ入手してある公式アプリや、ブックマーク登録しているサイトからマイページにログインするなどして、内容を確認するようにしましょう

 例えば、多くの人が利用するサービスで、なおかつフィッシング詐欺でなりすまされるケースも多い、Amazonを例に見てみましょう。Amazonから送信されるお知らせは、公式アプリ内やマイページの「メッセージセンター」からも確認できるようになっています。「メッセージセンター」に案内が届いていないのに、メールやSMSに「緊急」などと届いている場合、フィッシング詐欺の可能性を疑ったほうがいいでしょう

 普段から公式アプリを利用したり、よく使うサイトのマイページをブックマークしたりする習慣を身につけておくといいですね。

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