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E-girlsだった坂東希が明かす、意外な“下心”「どんなことも楽しめたほうがいい」

暮らし

「いまはお芝居のほうが楽しい」

坂東希さん

――新たな居場所を見つけたような。

坂東:E-girlsの時は本当に必死にやっていたので、人生において燃え尽き症候群みたいになることが怖かったんです。

 なので次に必死になれることは何だろうと考えたときに、お芝居を何回かやらせてもらったことがあったのでもっと挑戦してみようと思い、今年が始まったという感じです。

――初めてみて、何か思うことはありましたか?

坂東:ちゃんとレッスンをして始まったわけではないので、最初は自分の少ない引き出しから引っ張り出す感じでした。

 手数は少なかったかなと思うのですが、今こうして演技レッスンを毎週受けることで、基本的な考え方や、ホンの読み方を知って、より深くお芝居のことを学べています。今はこっちの道のほうが楽しいし、もっと頑張りたい。選択は間違っていなかったなと思います。

自分の意思よりも「今はなんでもやらないと」

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――そこで今回の映画が公開を迎え、偶然ですが、門出をお祝いしているかのようですね。

坂東:E-girls時代に公開になるのと、個人の女優として公開になるのとでは、意味が変わってくると思うので、わたし個人としてはよかったなと思っています。女優としての出演作品になったのでうれしいです。

――ライバルがたくさんいる世界ですが、自分らしさのような個性は意識しますか?

坂東:戦略としてたとえば「自分のキャラクターを考えたほうがいい」「カテゴライズが必要」みたいなことを言われることもあるのですが、自分の中ではキャラクターのことを考えてはいないです。

 今後、仕事でどういう巡り合いがあるかはわからないけれど、何がしたいかという自分の意思も大事ですが、今は何でもやらないといけないんです。

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