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Zoom飲み会の勢いで元カノに告白。25歳男性が反省する「2か月の仕打ち」

コラム

断られるつもりで告白したら…

オンライン飲み会

 他のメンバーもその意見に賛同し「告白しろよ!」「感動の復縁シーンが見たい!」と勝手に盛り上がってしまいます。牧田さんは、またもやその場のノリに逆らうことができず、なんと告白をしてしまいました。

「ここでスルーするのは、元カノに恥をかかせてしまうような気もして……。だからやむなく断られる前提で『もう1回俺と付き合ってください!』と声を張り上げました……」

 すると、真顔で「私もずっと忘れられなかったんです」と返されます。

「フラレて爆笑されるオチを予想していたので、まさかの展開にビックリしました。コロナで人恋しかったし、元カノだから気心は知れてるし、『ありっちゃありかも?』と思い、ヨリを戻してみることに」

 周りに祝福されながらその場はお開きに。それから、毎日連絡を取り合い、このまま順調にいくかと思われた2人でしたが、緊急事態宣言(1回目)があけて、生活が徐々に戻っていくと気持ちに変化が訪れたのです。

「コロナの暇つぶしに使っただけじゃん」

ことあるごとに『あれ、こいつのどこが好きだったんだっけ?』と感じるようになりました。テレワークが減って会社に行けるようになったら、彼女の比重がどんどん減っていき……。1日中、LINEしてたり、週に数回会っていましたが、それも面倒くさくなってきちゃったんです」

 結果的に2か月と持たずに破局をむかえてしまったのです。別れ際、彼女に散々文句を言われてしまったんだとか。

「そりゃそうですよね。『コロナの暇つぶしに使っただけじゃん』って泣かれましたが、何も言い返せませんでした。緊急事態宣言中にしか付き合ってないようなもんですから……」

 気持ちが滅入っているときは、誰かと一緒にいたいと思うもの。牧田さんは「酒の場のノリとはいえ、悪いことをしてしまいました……」と反省しきりの様子でした。せっかく復縁したのですから、相手の真剣な気持ちにきちんと向かい合う姿勢を持っておくべきでしたね。

<取材・文/吉沢さりぃ イラスト/野田せいぞ(@nodanosei)>

ライター兼底辺グラドルの二足のわらじ。近著に『最底辺グラドルの胸のうち』(イースト・プレス)がある。『日刊SPA!』『BLOGOS』などで執筆。趣味は飲酒
Twitter:@sally_y0720

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