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ポケットチーフやネクタイで清潔感を。小物の使い方をプロが教える

学び

 コロナ禍での新しいビジネス様式により、スーツ一辺倒だった時代に比べ、着こなしも多様化しています。若手会社員にとっては、カジュアルアイテムの許容範囲についても判断に迷うのではないでしょうか。

若手会社員

画像はイメージです

 ビジネスで求められる本質は「おしゃれ感」より「清潔感」です。そこで今回は、清潔感を可視化するためのビジネス小物に注目してみました。

 のべ4650人を超えるビジネスマンの買い物に同行する服のコンサルタント『真似するだけで印象が劇的によくなる 38歳からのビジネスコーデ図鑑』(日本実業出版社)の著者が「小物を活用した清潔感の演出法」をお届けします。

画面越しではメリハリが大事

 対面とリモートで清潔感の演出ははっきりと変わります。洋服の生地感が伝わりづらい画面越しのオンラインミーティングではメリハリが大事。色の濃淡で「違い」をつくります。たとえばダークカラージャケットから覗く「白いポケットチーフ」

 リアルでお会いするにはキザに感じるアクセントが、画面越しでは適度なバランスに収まります。ジャケットの胸ポケットに白いポケットチーフを忍ばせ、1センチ程度チラッと見える程度に挿しましょう。

明るいチーフで清潔感を演出

ポケットチーフ

四角形に織って、胸ポケットに収めるだけでOK(画像は筆者提供)

 具体的にはポケットチーフをハンカチのように四角形に織って、胸ポケットに収めるだけ。ジャケットからチラッと映える明るいチーフによって、リモートでもバッチリと清潔感が演出できるはずです。

 一方、リアルで対面する場合は、ポケットチーフの代わりに、シャツの袖をジャケットからチラッと見せることをおすすめします。そもそもヨーロッパでのシャツは下着。ジャケットの袖裏に皮脂が付着することを避けるため、シャツ袖が1センチ程度、覗くことは決しておかしなことではないのです。

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