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売上は1日9万円。22歳大学生カップルが開業した「移動式チュロス屋」が流行る訳

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TikTokが他のSNSの入口に

CHURROS AVENUE

チュロスはひとつ350円から販売している

 これだけ集客に貢献しているお店のアカウントですが、他のSNSのフォロワーを増やすうえでも大きくTikTokは貢献しているそうです。

「ここ最近はお客さんの8割がTikTokを見て来てくれた人たちです。でも、これは店舗だけじゃないんです。以前、インスタのフォロワー数を増やしたくて、インスタをフォローしてくれたお客さんには50円トッピングが無料というキャンペーンを実施したところ、たった数週間でフォロワーが500人から3000人まで一気に増えました。実は、フォローしてくれた人はほぼTikTok経由でした。他のSNSでもTikTokが最初の入口になっているのは驚きました」

 では、ここまでTikTokからの集客が多い理由はなぜだと考えているのでしょうか。

「やはり、TikTokは『おすすめフィード』にのると一気に多くの人に見てもらえる点が魅力的です。そのため、小さな飲食店のアカウントでも、最初の投稿でもバズりやすいんです

ほかの飲食店がTikTokを始めるなら?

 飲食店がTikTokアカウントを始めるならば、どんな動画を投稿すればよいのでしょうか。

「やはり、その飲食店特有の投稿が向いていると思います。お寿司屋さんならば、普段見れないシーンを撮るとか。厨房で魚をさばいてるところや、海苔を炙っているところなど。鯛焼きや屋さんならば、あんこを見せるとかですね。おしゃれかどうかよりも、普段あまり見れないおもしろいシーンを収めた動画がTikTokで好まれます

「おいしそう」よりも「おもしろい!」。そんな視点を取り入れることで、小さな飲食店も大きく集客できる。就職という決められたレールを選ばなかった2人が始めたお店は、これからもチュロス屋さんの行列のように長く長く愛されていくのではないでしょうか。

※この記事は、「TikTok」の公式noteアカウントで2021年3月11日に配信されたインタビュー記事を再編集したものです。

<TEXT/TikTok公式note編集部>

【CHURROS AVENUE】
横浜の大学に通うカップルの2人で、2020年夏頃よりキッチンカーのチュロス専門店をオープン。「夢を届けるチュロス屋さん」をテーマに活動。フォロワー数約3万人のTikTokでは、視聴者の夢を応援するコンテンツを投稿中(@CHURROS AVENUE

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