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年収アップを実現させる「職務経歴書」5つの書き方ポイント

学び

ステップ5)見た目にとことんこだわる

 採用担当者はたくさんの職務経歴書を受け取ります。忙しい日常業務に加えて採用も担当している方も少なくありません。採用担当者の立場に立って読みやすい書類を作成することが大事です。下記の様なよくあるNG例がないか、最終チェックをしてみてください。

【よくあるNG例】
・行間が詰まっていて読みにくい
・日付や文末の「以上」が抜けている
・誤字脱字がある
・書き方に統一感がない(改行・スペースの有無、フォントの大きさ)
・社内用語や略語を使っている

言語化で「自分の売り=強み」を理解する

セールスマン

 職務経歴書の書き方に正解はありません。職種によって多少書き方が変わりますし、絶対にこう書かないとダメという書き方はありません。大事なことは自分の強みを言語化し、読み手目線で仕上げていくことです。

 wami careerの転職サポートでは最長1か月かけて職務経歴書を仕上げていきます。

 さまざまな角度から職務内容や実績に関する質問をしていきますので「ここまでやるの?」と思われる求職者もいらっしゃいます。けれど、職務経歴書を作り込むことで自分の売り=強みを理解することができ、面接で伝えるべきことが分かるようになりますから、面接の段階になってその効果がよく分かると、口を揃えて言います。

 転職で年収アップを叶えることができるのは、自分の強みを知っていてそれを活かせる環境を見つけることができる人です。これから転職活動を始める方も、現在転職活動中の方も、職務経歴書を作成することで自身の強みを言語化することにこだわってみてください。エージェントからの反応もきっと変わるはずです!

<TEXT/wami>

米国大学卒業後、金融業界にて4度の転職・海外勤務を経験。日系・外資系投資銀行にて11年間管理職として勤務した後、2017年キャリアメンターとして独立。通算400名以上の採用・育成・転職支援に関わっている。現在はオンライン転職サポートの「wami career」を運営。キャリアメンターとして転職支援と転職後のキャリア支援を行ない、これまでサポートした内定獲得者の9割が年収アップを実現。Twitter:@Wami_career

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