ジム通いでも、筋トレ効果が出ない人に「コンパウンド法」のススメ
24時間型ジムが普及し、トレーニングメニューをお客様自身で作っていくことが主流となってきています。
健康志向や肉体美への憧れが集まっていますが、実際にジムに通うようになってもトレーニングメニューがうまく組めずに効果を出せない人が多いです。
今回は淡白なトレーニングメニューから脱却するべく、「コンパウンド法」というトレーニングをご紹介します。
コンパウンド法ってなんだ?
トレーニングの原理に「過負荷の原理」というものがあります。これはトレーニングの効果を出すためには筋肉が既に持っている能力に刺激を入て、その筋肉が耐えられる力以上の負荷をかけなければ筋肉が強くならないというものです。
トレーニングは狙った筋肉、強化したい筋肉に正しい負荷をかけなければなりませんが、初心者は負荷が足らないことが多いです。そこでお勧めしたいのがコンパウンド法というトレーニングメニューです。
コンパウンドとは複合物、化合物を指します。トレーニングのボリュームを高めるために同じ部位の種目を重ねて行う複合的なものを「コンパウンド法」と呼びます。具体的には、脚のトレーニングをする際は、膝を伸ばす種目や膝を曲げる種目に加えて、スクワットのようなダイナミックな種目を連続的に行います。
同じ場所を違う種目で重ねて負荷をかけることで、鍛える部位に対して負荷のボリュームを増すことができます。また、ボリュームが増すことで乳酸濃度が高まり、体内の成長ホルモンの分泌を促すことで筋肉の強化が促進されます。