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HIP HOP界を牽引する「脱サララッパー」。デビューのきっかけは大ケガ

 現在の職業について「自称・ラッパー」と冗談交じりに答えてくれたのは、ヒップホップ界で活躍するアーティスト・TKda黒ぶちさん。テレビ朝日系で毎週火曜深夜に放送されている『フリースタイルダンジョン』の“3代目モンスター”としての顔も持っています。

TK da 黒ぶちさん

ラッパーとして活躍するTK da 黒ぶちさん

 かつてはサラリーマンとラッパーの二足のわらじで活動しながらも、今から約1年前に脱サラして専業へ。現在、ラッパーとして番組やイベントへの出演、音楽制作などに打ち込むTKda黒ぶちさんに、これまでのキャリアについて伺いました。

中学時代の教師がラップの世界へ引き込んだ

――そもそもいつ頃からヒップホップというジャンルに傾倒していったのでしょうか?

TKda黒ぶち(以下、黒ぶち):中学2年生のときに所属していた野球部で、練習中にたまたま顧問の先生がかけていたRIPSLYMEの「雑念エンタテインメント」がきっかけでした。リズムを聴いたとたんに「何だコレは」と衝撃を受けました。

――そこから自分自身でラップを口ずさむようになったのはいつ頃だったのでしょうか?

黒ぶち:高校生になってからです。学校にヒップホップ好きな友だちが多くて、そのうちの1人に「DJをやりたい」と話したら「兄ちゃんがラップやってるよ」と。後日会ってみたら地元でブイブイいわせてる感じのゴリゴリなギャングスタイルの人で(笑)。初対面から「君、ラップやるんでしょ?」と聞かれて、つい「ハイ」と答えてしまったのがMCとしての第一歩でした。

 でも、見た目とは裏腹にめちゃくちゃいい人だったんですよ。今となっては時効ではあるんですけど、未成年ながらも池袋や浦和にあったクラブへよく連れて行ってもらったり、丁寧に「韻とは」「ラップとは」という極意を叩き込んでくれました。

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