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資産運用で失敗する人の特徴6つ。意外と見落としがちなのは…

マネー

3. 手数料を軽視する

 証券会社の営業員からの勧誘と関連しますが、手数料を軽視したことで、想定していたリターンを得られないことがあります。

 対面証券会社の株売買手数料は、ネット証券会社と比べて、約10倍高いといわれます。また、投資信託は購入時手数料が、無料のものもあれば、約3%のものもあり、大きな差があります。

 同様のリターンを出せる商品なら、手数料が安い商品を選ぶ。同じ商品なら最安手数料の証券会社で購入する。当たり前に聞こえるかもしれませんが、意外と軽視する人が多いのです。

 リターンを出すために投資しているのですから、次に説明する、税金も含めて余計な出費を抑えるよう意識することが大切です。

4. 税金を軽視する

税金

 当連載では、非課税枠のNISA、「つみたてNISA」を紹介してきましたが、通常の口座(特定口座)で売買した場合、投資利益に対して20.315%の税金がかかります。100万円利益が出ても、約20万円は税金として徴収されてしまいます。非課税口座の利用が多いと、税金のことを忘れてしまうのかもしれませんが、決して無視できない税率です。

 一方でメリットもあります。特定口座の場合、同一口座で発生した過去3年分の損失を、利益と相殺し課税対象の利益を減らすことができます。過去に100万円の損失が発生していれば、100万円の利益が出ても非課税となります。これを利用し、損切りのタイミングを、大きな利益が発生する年にあわせる等で節税効果を得られます。

 こうした税制度を知らないと、資産運用でリターンを出しにくくなるでしょう。

5. 欲張りすぎて売り時を逃す

 株式取引において、売り時の見極めは特に難しい判断のひとつです。株価はまだ上がるだろうと欲を出し、気づけば売り時を逃してしまった、という投資家は少なくありません。

 自分の資産が増える過程を見ていると、冷静さを欠いてしまうのは仕方ないかもしれません。こうした感情に流されないように、プロのトレーダーは、購入時点で「この株価になったら売却する」とある程度決めておき、利益を確保するなど、「気持ち」で売買が失敗しないようルールを敷いています。

 この方法は個人投資家でもできますので、売り時に迷ってしまう人は、ぜひ参考にしてください。

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