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お掃除ロボット「ルンバ」と激安品を比較したら意外な結果に…

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 昨今、巷で話題になるジェネリック家電や格安航空(LCC)などの激安商品。

激安商品を試してみた

※画像はイメージです

 収入も限られている20代サラリーマンにとってはありがたい存在だが、なかにはあまりにも安すぎて粗悪ではないかという物も……。あるいは、激安がウリの飲食店では、常識離れの値づけメニューもあるが、その味、安全性は本当に大丈夫なのか?

 そんな疑問を解消すべく、精鋭記者たちが、さまざまな「激安商品」が、本当にお得なのか実際に試してみた! なお社名や商品名はほぼ実名である。

激安商品を試してみた

お試しした廉価版は、ジョワイユの「お掃除ロボ」(右・Amazonにて4400円で購入)。相対するは、4万円台で購入したパナソニック製品

ロボットではなく自動掃除機と割り切れるなら買い!

 本家「ルンバ」の最上位モデルが10万円を超える一方で、廉価版では5000円を切るモデルまで登場している「お掃除ロボット」業界。

 廉価版の実力をテストすべく、自宅で3台の高級お掃除ロボット(ルンバ含む)を使用する大林真太さん(仮名・38歳)に使い比べてもらった。

 お試しした廉価版は、ジョワイユの「お掃除ロボ」(Amazonにて4400円で購入)。と4万円台で購入したパナソニック製品

「稼働中の音は、ルンバのほうが若干うるさく感じますね」

 意外にも先制点を決めたのは廉価版。さらに、肝心の清掃力も申し分ないレベルだという。

「小さなホコリもしっかり取ってくれます。軽量で持ち運びやすいのも◎。ルンバは結構重いんです」

 もっとも、高級機と廉価版のパワーが同レベルというわけでは決してない。

「汚れが9割取れるか、7割取れるかという差は、汚れの強い環境であるほど気になってくるはず。廉価版の場合、ゴミを周囲に弾き飛ばしたり、場所によってムラが出たりしがち」(家電ライターのコヤマタカヒロ氏)

 また、掃除エリアの認識に関しても、やはりルンバの圧勝。大きな段差を感知して回避するルンバとは対照的に、廉価版はあえなく落下。また、ルンバのように、勝手に充電器まで戻ってくれる機能も廉価版にはない。姿が見えないと思えば、ベッドの下で充電切れになっていた……。

「廉価版のほうは、お掃除ロボットというより自動掃除機という印象ですね。とはいえ、物の少ない部屋に使用するには十分。この価格ならウチの4台目に迎えたい!」

[Good]清掃パワーは十分。稼働中の音も静か
[Bad]障害物が多いと身動きが取れなくなる
[評価]★★★☆☆(試す価値あり)

― あの激安商品を試した! ―

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