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「いい加減に目を覚ましてよ!」退職を決意しLINE報告したらむしろもっと怒られた。でも結果オーライの話

コラム

努力を褒めてもらえたとき、誰だって嬉しい気持ちになるのではないでしょうか。しかし、その誉め言葉に甘えて自分の立場を過大評価してしまっては空回りすることがあるかもしれません。そう思わせられるエピソードをご紹介します。

※画像はイメージです(以下同)

空気を読まず発信していたLINE

今回お話を伺ったのは、通信事業者向けの部品製造会社でバリバリと働く智紀さん(仮名・24歳)。某有名大学を卒業した智紀さんの、社交的かつ明朗快活なキャラクターが大いに評価され、現在は法人営業を担当中。社内でもデキる営業マンとして評判なのだそうです。

 そんな智紀さんの仕事スタイルはどこか独特。同期へのLINEもマメで、なぜかホウレンソウ的なメッセージを送り付けがちなのだとか。しかし、ホウレンソウとは言ってもそのほとんどが自分の営業成果だったり、”ここだけの話”として上司から入手した情報だったり。タメになるというより、智紀さん自身の凄さ自慢の内容ばかりだったと言います。

「僕としては、自分の営業での活躍がみんなの耳に届けば届くほど、部署が活気づくかなと思って、積極的にそうしていたつもりでした」

 そう語る智紀さん。最初のうちは同期も耳を傾けてくれていましたが、最近は同期の間でどうもその行為が鼻につくというような雰囲気が漂っていたそうです。

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