音信不通になったインターン女子大生。“バックレ常習犯”に怒りの電話が
企業が優秀な学生にアプローチするために行う「学生インターン」。学生にとっては貴重な就業体験の機会ですが、なかには双方にとって“不幸なマッチング”が生まれてしまうことも……。「bizSPA!フレッシュ」で過去に掲載した記事の中から特に反響の大きかった「職場のモンスター大学生」にまつわる人気記事を再掲載します(初公開2019年8月30日、情報は掲載当時のものです)。
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若手社会人の皆さんのなかには、OBOG訪問や会社説明会で大学生と接する機会がある人少なくないでしょう。
なかには、内定だけを見据えるばかりに、自分勝手な行動で社会人に迷惑をかけてしまう就活生もいるとか……。そんな“モンスター大学生”の体験を語ってくれたのは、都内の出版社に常駐するフリーランス編集・田坂聡太さん(仮名・28歳)。
藁をも掴む思いで女子大生を採用
「webメディアの編集業務をしていたのですが、ひと月に作成する記事の本数ノルマが厳しく、執筆を依頼している外注ライターさんが常に不足している状態でした。
そんなとき、取材現場で『今月はノルマが達成できないかも……』とボヤいていると、あるライターさんが『知り合いの女子大生で、記事が書ける子がいるよ』と紹介してくれたのが彼女でした」
Win-Winだろうと仕事をお願いすることに
数日後、さっそくそのライターさんと女子大生Aさんの3人で顔合わせをすることに。
「ほんわかした雰囲気で、人当たりが良さそうな子でした。大学内のメディアの運営にも携わったことがあるらしく、取材経験もあるとのことで安心しましたね。
就活中だけど出版業界も考えているとのことで、合間の時間で取材にもチャレンジしてみたいと言ってくれて。こっちはとにかく短期間でも人手が欲しい状況でしたし、Aさんの就活のちょっとした武器にもなるだろうし、それならWin-Winだろうと思い仕事をお願いすることにしました」