休んでも疲れが取れない…。入社1年目に教えたい「休息の大切さ」
良質な睡眠には入浴&安眠グッズにこだわろう
僕は毎朝シャワーを浴びてから出勤するので、これまでは夜の入浴をしないまま寝ていました。そのせいか、思った以上に体は冷えたまま、短い睡眠では疲労が抜けきらない状態が続いていました。
そこで、夜も風呂に入るように生活を変えてみました。本来は湯船につかるのがベストですが、時間がないのでシャワーだけでもと考えたのです。すると、寝つきも良くなり、以前より心地よい目覚めが得られるようになりました。
より良い睡眠を得るために、自分の体型に合った枕やベッドマットにこだわるのもひとつの方法だと思います。残念なことに、そうしたことにまで気を配っている人は、いまだ少数派ではないでしょうか。
ビジネスマンこそ体調管理を万全に
自分の体調に敏感になってください。自分を客観視する努力をしてください。「何だかイライラするなあ」「頭の回転が鈍いなあ」何となく疲れていると感じたら、休むべきです。無理をして仕事をするのではなく、体調を整え、頭をすっきりさせて心も体もバランスのいい状態にするのが先決です。
自分の体調が自分でわからなければ、人に聞いてみてください。「ちょっと顔色悪いんじゃない?」「疲れているんじゃない?」家族や恋人、友人にそう言われたら、素直に耳を傾けるべきです。
反省の意味も込めて言うのですが、僕は周囲からの忠告に対して、あまり聞く耳を持ちませんでした。全力でエンジンをふかしながら突っ走っていたら、あちこちの部品にガタがきて、故障寸前というような状態でした。
問題は、若いときは少々の無理をしても突っ走れてしまうことです。徹夜や終電で帰る状態が続いても、体力に任せて何とか乗りきれてしまいます。そこに過信することなく、いざ本番! というときに自身のパフォーマンスを最大限に発揮できるよう、毎日を意識的に過ごしてください。
仕事をしていれば、無理をしなければならない局面が必ず訪れます。肝心なときに心も体も弱くなっていては、とても対応することはできません。勝負どころに備えて、日ごろからコンディショニングに気を配ることをおすすめします。