年収300万円でもA4和牛を実質負担2000円で手に入れる方法
返礼品はどんなものがある?
ふるさと納税の醍醐味はなんといっても返礼品です。寄付金額に応じて、特産品やその地域ならではモノや体験を受け取ることができます。寄附金額は1万円以上から受け付けている自治体が多いです。
定番の高級肉や海鮮といった食品はもちろん、日用品や航空券、雑貨や電化製品など、多様な返礼品があります。日常生活に役立つものから、地域の魅力を再発見できるものまで、たくさんの返礼品があるので、自分が好きなものを選ぶといいですね。
返礼品は季節によって申し込みできるものが違ったり、数量限定の人気返礼品もあったりします。限度額までであれば、年に何回寄附を行なっても実質負担は2000円なので、好きなタイミングででき、返礼品を受け取ることができるのも魅力です。
また、返礼品は必ずしも寄附をした本人が受け取らないといけないものではありません。返礼品の配送先は別に指定できるので、お世話になった方やご両親へ送ってみるのも良いですね。
ちなみに返礼品にはこんなものもあります。
「JAこゆ牛A4ランク以上切落し」
「財宝ダイヤモンドコーヒー『ブラック』185g×60本」
「山形発祥 冷やしシャンプーセット」
ふるさと納税の手続きとは?
手続きが面倒だと思われがちなふるさと納税ですが、実はシンプルで、簡単にできるのです。ふるさと納税の手続きは、「自治体への寄附」と「寄附金控除の手続き」の2つあります。
1.自治体への寄附
自治体への寄附の方法ですが、ふるさと納税のポータルサイトや自治体の特設サイトなどから申し込みができます。サイト上で、自治体と返礼品を選び、クレジットカードや銀行振り込みなどで支払いを行うと寄附完了です。後日、寄附金受領証明書と返礼品が自宅に送られてきます。
2.寄附金控除の手続き
寄附金控除の手続きは「ワンストップ特例申請」と「確定申告」のどちらかを行います。通常は確定申告を行いますが、会社勤めで確定申告を行う必要がない方は、「ワンストップ特例制度」という制度を使って簡単に手続きを行うことができます。
ワンストップ特例申請は簡単!
ワンストップ特例申請を行うことで、確定申告をしなくても寄附金の控除が受けられます。もともと確定申告をする必要がない方で、寄附をした自治体が5自治体以内であればこの制度を利用することができます。
難しい税金の計算などはなく、申請用紙に個人情報と寄附情報を記入し、本人確認用の書類を同封し自治体に郵送することで申請が完了します。
ただ、寄附1件につき1枚の申請用紙が必要なので、何度も寄附を行なうとその分記入の手間も増えてしまうので注意が必要ですね。
申請用紙に記入するのも面倒という方にはもっと簡単な方法もあります。ふるさと納税ポータルサイト「ふるさとプレミアム」で寄附を行なうと、寄附情報をもとに自動で申請書に反映させることができます。手書きで記入する手間が省けるので、申請がもっと簡単になりますよ。
申請書は寄附をした翌年の1月10日までに自治体に送る必要があるため、余裕をもって寄附を行うことが大切です。
<TEXT/岩田皆子(ふるさとプレミアム事務局編集班)>