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「吐きながらカメラを回した…」若手イケメンADが経験した過酷な現場

コラム

当時の苦労話は「覚えていないけど…」

 ミスターコンテスト準優勝のイケメンが、ネズミも出るような社屋の床で寝泊まりをする日々。それでも、大好きなお笑い番組でディレクターを務めることを目標に、なんとか下積み時代を乗り越えたそうです。

 当時の苦労話について、高橋さんは「色々ありすぎて覚えてないですけど……」と前置きをした上で、なんと「死を覚悟した」経験について語ってくれました。

「夏の蒸し暑い日の出来事です。その日のロケはディレクターじゃなく、手伝いのカメラマンとして参加していました。暑いとはいえカンカン照りではなくて、体感的にはむしろ過ごしやすいくらいの天気でしたね」

 一度ロケが始まると、カメラは回しっぱなしにしなくてはならないので、基本的にはその場から離れることができないそうです。しかし――。

吐きながらカメラを回したことも

テレビマン

「本当に突然のことだったんですけど、急に目の前が暗くなり足元がフラフラしてきて。『ヤバい、このままじゃ倒れてカメラを壊す!』と思ったので、一旦カメラをその場に置き、ダッシュでトイレに駆け込んで吐きました。完全に熱中症ですね。

 でも、その後もロケは進んでいくので、経口補水液を飲みつつ、度々吐きつつ……そんな状態でも必死にカメラを回し続けていました。ロケ終了後は、まともに歩けないくらいフラフラだったような気がします」

 後に、高橋さんはその時の自分の状態が「救急車を呼ぶレベルの重症」だったことを知ります。何とも危険な苦労話です……。

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