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コロナ下の葬儀は黒マスクがマナー?真偽を葬祭系YouTuberに聞く

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終活は不安ビジネスに近い

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 財産などが多いと問題になりやすいイメージもあるが、マナー問題と同様に生前から関係が悪ければ、財産の多寡にかかわらず揉めるときは揉めるらしい。

「だから終活って遺言書とかを残すより、まずはみんなで話し合いすることが大事。若い人もまずは10年後のゴーイングノートを書けば、エンディングノートも自然と決まってきますから。

 終活って配偶者や子供がいない人への不安ビジネスに近いとも個人的に思っていて。そういう方が亡くなった場合、法的な6親頭内の親戚が権利を持つことになるので、甥・姪やいとこなどに最低限のお葬式の費用などを計算して、『迷惑かけるけど50万円くらいはお小遣いになるから』みたいな感じで、お金を預ければまず大丈夫ですよ。

 たとえ疎遠でも、友人などではなくそうした血縁者に相談するということがポイントですね」

 現金な話にも聞こえるが、金銭というわかりやすいかたちで最低限の報いる気持ちを示すことが大切なようだ。

<取材・文/伊藤綾>

1988年生まれ道東出身。いろんな識者にお話を伺ったり、イベントにお邪魔するのが好き。SPA!やサイゾー、マイナビニュース、キャリコネニュースなどで執筆中。毎月1日に映画館で映画を観る会“一日会”(@tsuitachiii)主催

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