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シダックスは給食業者だった!? 有名企業の意外なルーツ5つ

ビジネス

(4). マツダ→コルク製造

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「マツダ」公式サイトより http://www.mazda.com/ja/

 大手自動車メーカーのマツダの前身は「東洋コルク工業」というワイン瓶のコルク栓などを作る会社でした。

 1920年に広島の倒産寸前のコルク工場を再建するために設立されたそうですが、創業から5年後に工場が火事に。このままでは時代を乗り切れないと考えた当時の松田重次郎社長が1927年に社名を「東洋工業」に改め、自動車産業に参入したそうです。

 現社名の「マツダ」は、松田重次郎の姓とゾロアスター教の知恵の神「アフラ・マズダ」にかかっています。ちなみにコルク事業は1944年に他社に引き継がれ、今でも「東洋コルク」という社名で現存しています。

(5). 銀座ルノアール→煎餅店

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photo by Kentin CC BY-SA 4.0

 東京・神奈川を中心に「喫茶室ルノアール」などの喫茶店を展開している「銀座ルノアール」。

 その前身は東京・中野の「花見煎餅」というお煎餅屋さんでした。「花見煎餅」の喫茶部門を独立させて、日本橋に1号店をオープンさせたのが1964年。

 社名に銀座を冠すルノアールですが、中野がルーツという点も面白いですね。

 また、ルノアールユーザーの方は知っていると思いますが、ルノアールではドリンクが減ったときなどの絶妙なタイミングで、湯呑に入った日本茶が提供されます。

 さらにメニューには、おかきとセットになった「昆布茶」もあります。お煎餅屋さんがルーツというとなんとなく納得できる気がしますね!

<TEXT/串守シャモ>

なんでも屋さんのライター。ビジネス系の記事から、音楽・アニメ・マンガなどについて幅広く執筆しています。都内の焼き鳥屋によく出没。

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