UberEats配達員は、意外と高年収?急伸するフードデリバリーを分析
1000万円以上層も増加。ドライバー像は?
ユーザーの世帯年収にも変化が見られます。300万-500万円の平均家庭よりちょっと低めの層はもともとボリュームゾーンではありましたが、4月は約4.6万人と全体の半数を占めました。気になるのは1月以降1000万円以上の高所得者の増加傾向です。これまた飲食店等の経営者などが含まれるのでしょうか。
会社勤務や高年収のユーザーが増え、特徴的に利用が多いアプリも変化しています。とくに目立つのは4月の5位Zoom Cloud Meetings、10位Microsoft Wordといったビジネスツール。新型コロナで「最も検索されたサイト」記事でも紹介したとおり急増していますが、オフィスワーカーのUber参入が大いに影響していそうです。
UberEatsの1位は変わらないものの、消費者ユーザーの裾野が拡大する分、リーチ差としては74%から68%へと6ポイント縮小しました。メルカリもともに3位で変化はありませんが、Amazonショッピングは2位から9位に。
UberEatsブランド品が多数出品
なお、「ウバッグ」は様々なバージョンがあり改善を重ねているそうです。複数拠点で働く配達員の2個目需要やUberキャリアのシンボルとして過去のバージョンが人気というだけでなく、ボードゲームなどの運搬に適していると一般の人が求めることも少なくないそうです。
Amazonには公式と思われる新品バッグが、メルカリにはキャップやバッグカバーなども含めUberEatsブランド品が多数出品されています。
11月4位、4月6位の三菱UFJ銀行などは、海外口座から振り込まれる報酬がゆうちょ銀行やネット銀行未対応で、三菱UFJ銀行・三井住友銀行が推奨されている影響と考えられます。
Instagram、Amazonプライム・ビデオ、Yahoo!乗換案内などはトップ10に入らず、Pontaカードや配達のお供と思しきCoke ONなどがランクインしました。