bizSPA!フレッシュ

梅雨のカビ対策。洗濯機、クローゼット…ズボラ男子でも大丈夫

暮らし

洗濯機の“ゴミ取り部分”の掃除法

 カビ予防も除去も、「酸素系漂白剤」ひとつでできるのは嬉しいですね。コスパ高し。あと、ゴミ取り部分も地味に気になりますが、キレイにできるのでしょうか?

「縦型洗濯機のネット式フィルターなら、取り外して中のゴミを取ります。100円ショップで替えのフィルターも購入できます。奥まで手が届かないドラム式洗濯機の場合は、『水筒用のスポンジ』を差し込むことでゴミがごっそり取れますよ」

wash

水筒用スポンジでドラム式洗濯機のゴミ取り部分をお掃除

 また、洗濯機と台の間に溜まったゴミは、お掃除シートを付けた「スキマ用ワイパー」を差し込んで取るのだとか。

sukima

「隙間らくらくハンディワイパー」※ダイソーで購入

大切な服をキレイに保管するコツ

 洗濯機をキレイにしたら、服の保管にも気を遣いたいもの。せっかく洗濯したのに、クローゼットでカビを生やしてしまったら元も子もありませんから。

「最近のマンションは機密性が高いので、クローゼットに湿気がこもりやすいんです。湿気を取り除くには、庫内に風を通してあげるのが一番大事。クローゼットの扉を全開にして、部屋の窓を開けるようにしてください。このとき、部屋の対角線上にある2つの窓を開けると、新鮮な空気が家中を循環します。

 そして、クローゼットにモノを詰め込みすぎないこともポイント。中身が密着していると、風通しがさらに悪くなってしまうので、服や荷物は間隔を保って置いてください。底に直置きせず、スノコを敷くのも効果的。また、筒状に丸めた新聞紙をひとつ入れておくと、吸湿剤になってくれます」

 クローゼットの湿気対策は、ほぼタダでできるんですね。ほかに、日々気をつけるべきことはありますか?

「脱いだ服は、すぐにしまわないほうがいいんです。脱ぎたての服に含まれている汗や湿気が、庫内のカビの原因になってしまうので。これは、靴も同じ。クローゼットや靴箱にしまうのは、翌日にしてください」

 すぐしまわなくていいというのは、ズボラ男子的には嬉しいですね。帰宅したら靴は玄関に置いて、服は庫外のハンガーにかけることを習慣にしましょう。

おすすめ記事