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ポスト宮迫は誰だ?藤森慎吾、イモトアヤコ…俳優業を極めつつある芸人5選

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3)今野浩喜:俳優として飛躍のきっかけは相方の逮捕!?

 2015年に相方が逮捕されたことを契機に解散した元キングオブコメディの今野浩喜さん。今や押しも押される名脇役として俳優業をメインに活動しています。もともとはコント師として2010年の『キングオブコント』で優勝し、3代目王者に輝くなど実力は折り紙つきでした。

 その経歴を活かした確かな演技力で、今野さんは2009年から本格的に俳優業をスタート。2011年にはカルト的な人気を誇った深夜ドラマ『勇者ヨシヒコと魔王の城』に出演、2012年には主演映画『くそガキの告白』で、ゆうばり国際ファンタスティック映画祭のベストアクター賞などを受賞しました。

 その後も順調に俳優としてのキャリアを積み上げて、『真田丸』『ドクターX~外科医・大門未知子~』『ブラックペアン』、連続テレビ小説『まんぷく』といった人気作品で、主役を支える名脇役として出演しています。今年4月から放送中のドラマ『ストロベリーナイト・サーガ』でも好演しています。

 紆余曲折はあったものの、芸能界に入ったときから「芸人と俳優を両立させたいと考えていた」という彼は、当初思い描いていた芸の道を着実に進んでいるといえるでしょう。

4)アンジャッシュ児嶋一哉:もはや本業と評価が逆転?

TOKYO SONATA

©2008 Fortissimo Films/「TOKYO SONATA」製作委員会

 お笑いコンビ・アンジャッシュの児嶋一哉さん。その相方は、「芸能界のグルメ王」の異名を持つグルメレポーターにして、『FNS歌謡祭』『名医のTHE太鼓判!』などの司会として、お笑い芸人の枠にとどまらない活躍をする渡部建さんです。

 一方の児嶋さんは、渡部さんに比べて存在感はやや薄いものの、「児嶋だよ!」のフレーズが最近では話題です。それだけではなく、俳優としても映画『トウキョウソナタ』で役者デビュー以降、着実にキャリアを積み重ねていき、2018年には『おっさんずラブ』『リーガルV~元弁護士・小鳥遊翔子~』『僕らは奇跡でできている』などに立て続けにドラマ5本に出演(単発含む)しています。

 映画『トウキョウソナタ』の監督で、海外でも高い評価を得ている黒沢清監督は、2017年公開の映画『散歩する侵略者』でも、児嶋さんを再び起用。独特の存在感で、今やお笑い芸人としてではなく、俳優・児嶋一哉としての評価を確立しつつあります。

5)アルコ&ピース平子祐希:ふかわりょうのお墨付き?

アルコアンドピース

※画像は公式サイトより

 意識高い系の社長「世良社長」を演じたコントで一躍有名になったのが、アルコ&ピースの平子祐希さんです。生粋のコント師で、『キングオブコント』では決勝にも進出するなど、これまでのキャリアで築いた演技力には定評があります。

 いわゆるチョイ役ではありますが、2018年には連続テレビ小説『半分、青い』、テレビ東京の『警視庁ゼロ係』などにも出演し、俳優としてのキャリアを築いています。さらに2019年4月28日のラジオ『有吉弘行のSUNDAY NIGHT DREAMER』に出演したふかわりょうさんが、相方・酒井健太さんに「相方(平子)はドラマをやったほうがいい」と俳優としての素質を熱く語ったことを明かし、猛プッシュしていました。

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 いずれのお笑い芸人も、多くの話題作に起用されており、業界内でも注目されていることがうかがえます。まだまだ青田買いの段階かもしれませんが、今後の動向にも注目しておいて損はないのではないでしょうか。

<TEXT/藤冨啓之>

WEBコンテンツ制作会社「もっとグッド」代表取締役。ライター集団「ライティングパートナーズ」の主宰も務める。オウンドメディアのコンサルティングのほか、ビジネス・社会分野のライターとしても活動

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