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元ももクロ有安杏果、“洗脳報道”に古参ファンの複雑な心境

暮らし

メンバーとの“不仲説”は脱退に影響していたか?

 一方、有安さんは、ももクロに加入した最後のメンバー。彼女の脱退に対して、ネットでは「グループでぼっちだった」という指摘も多く見られました。

 本当にそれが理由なのでしょうか? アイドル取材を長く続ける芸能ライターはこう語ります。

「加入当初こそ、メンバーとの距離感もあったでしょうが、一番は大人数ではしゃぐのが苦手という有安さんのもともとの性格によるところが大きいです。

 また、グループ知名度が上昇した2012年以降、メンバーは女優業やバラエティ番組の出演など個々の活動に重点を置き、そのなかで有安さんは自身のアイデンティティーを“アーティスト活動”に求めました」

「不安定だった有安さんの心をK氏が支えた」

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 事実、有安さんは自ら作詞・作曲を手掛け、2016年7月からソロライブを始動。ドラム演奏やダンス、生歌など幅広いパフォーマンスでファンを魅了しました。その後も、精力的にライブ活動を行い、脱退する数か月前には武道館ライブも成功させました。

「有安さんが、本当に洗脳されているかどうかは本人にしかわかりません。ただ、不安定だった有安さんの心をK氏が支え、念願だったアーティスト活動へとつなげたと僕は信じたいです。事実、武道館ライブでは、有安さんの活き活きとした表情を見ることができました」

 有安さんは3月には脱退して初のコンサートを控えています。無事にライブを成功させてほしいと願うと同時に、ファンとしては有安さん本人の口からファンを安心させてほしいところでしょう。

<TEXT/鈴木旭>

フリーランスの編集/ライター。元バンドマン、放送作家くずれ。エンタメ全般が好き。特にお笑い芸人をリスペクトしている。個人サイト「不滅のライティング・ブルース」更新中

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