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堀江貴文とキンコン西野に学ぶ「自由に生きるための」メソッド

コラム

何千人ものお笑いのライバルと競い合ってきた

<小学校~大学に16年、就職して会社に43年。人生の時間を仮に80年とするなら、そのうち60年近い期間、つまり人生の4分の3を、学校と労働に明け渡す。それ、長すぎませんか?>(P106)

 著者の2人は、自分の時間を全て自分のすべきことのために使い、全力で楽しめることだけに自分を賭けています。彼らから見ると、毎日嫌々仕事をしている人を見ると、不自由でもったいないことをしているように映るのでしょう。

<ぼくは、活動初期のころから、早く売れるための戦略として、意識的に人と違うことをやってきました。それ以来、僕は人と違うことをやって得をしたことしかない>(P23)

“明日のスター”を目指し、何千人ものお笑いのライバルと競い合ってきた西野さんは周りの目を気にして、他人と歩調を合わせることのリスクを誰よりも知っているのです。

いいバカになれば成功することもできる

 もちろん、本書はバカの特徴を羅列しているだけの本ではありません。本書の後半では、逆に「いいバカ」には積極的になるべきだと説きます。では、「いいバカ」とはどういったバカなのでしょうか。

 堀江さんは「西野くんは現代で一番見本になる、最良のバカのひとり」と言います。なぜなら、さまざまなことにチャレンジをしているからです。西野さんは「失敗するかもしれないからやめておこう…」なんて未来を予測して踏み留まる人間ではないのだそうです。堀江さんはこう言います。

<いいバカはすでに現在だけを生きているんです。(中略)バットを振らなきゃヒットを打てないんだから、バットを振った回数が多い人ほど成功する。これだって、論理的に考えればごく当然のことです>(P175)

 西野さんは、企画を思い立ったらすぐに「やります!」と宣言し、実行に取り掛かるそうです。つまり、外堀を埋めて、必要に迫られる状況に自らを追い込むのです。そうすることによって、これまでの自分ならできなかったことができるようになるのだそうです。