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乗り継ぎに失敗してイライラ… 新婚旅行の「ドーハの悲劇」が一転したまさかの顛末

コラム

 海外渡航の際、便利なのは直行便ですが目的に直接飛ぶ便がなかったり、航空券代が安くなるなどの理由で第三国を経由する乗り継ぎ便を利用することもあります。

空港 

画像はイメージです(以下同じ)

 ただし、時には到着が遅れることもあり、乗り継ぎに失敗することも。2018年に仕事を通じて知り合った1歳年上の女性と結婚した牧光男さん(仮名・30歳)

カタールの首都を経由してエジプトへ

 彼が新婚旅行で向かおうとしたのはエジプト。ところが、経由地のカタールの首都ドーハに向かう便の出発が大幅に遅れ、エジプトのカイロ行きの便に搭乗できなかったといいます。

「日本から直接ドーハに向かう便もありますが、私たちは複数の国を周遊するプランで、タイのバンコクからのフライトでした。直接カイロに飛ぶ便もあったのですが、カタール航空は設備やサービスの豪華さで評判のエアラインだったこと、またビジネスクラスが思ったほど高くなかったので直行便よりは時間はかかりますが、あえてドーハ経由のルートにしたんです」

 本来ならドーハで2時間弱の乗り継ぎ時間を確保していましたが、バンコク発の便が大幅に遅延。ドーハからカイロ行きの乗り継ぎ便に間に合いませんでした

振替便まで5時間以上待つことに

飛行機

「本当は午前中にカイロに到着する予定だったため、午後から市内観光に行くだったんです。私は飛行機の乗り継ぎ失敗は何度か経験していたため、まあ仕方ないよなって受け入れていましたが、嫁さんにとっては初めての経験。普段はあまり感情を出すタイプではないのですが、このときはイライラしているのがすぐにわかりました

 ただし、カイロ行きは同じ航空会社の便が1日に複数飛んでいたため、次の午後発の便に振り替えてもらえることに。それでもドーハの空港で5時間以上待たなければなりませんでしたが、ここは大変広い空港で、しかもアラブ感満載の雰囲気。帰りのことを考えて、お土産を買うのは控えていたそうですが、「日本やアジア、欧米の空港とはまた違った感じで面白かったです」と当時を振り返ります。

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