飲み会の幹事は僕ばかり…当たり前のようにLINEで任命してくる友人に怒り
飲み会などの幹事を任されたことがありますか? 今年2020年はコロナ下ということもあり、例年通りの忘年会や納会を行わない企業も多いかもしれません。
しかし、幹事になったらお店探しから予約、参加者への連絡や参加費の回収まで多くの仕事をこなす必要があるため、大きな負担になることも。今回はコロナ以前に、友人同士の飲み会で幹事を任された男性のエピソードをご紹介します。
仲間との飲み会の幹事に
とあるIT系の企業で働く松岡哲哉さん(仮名・25歳)は、取引先との交流会などで知り合った、同世代の仲間4人と定期的に飲み会を行っていました。同じ会社の人には言えないような悩みを話せる、良き仲間としてずっと付き合っていきたいなと思いっていたそうです。
「男性は僕含めて3人と、女性2人というグループです。みんなそれぞれ似ているけれども違う仕事をしているので話も合いましたね。初回の飲み会は、僕が声をかけて招集したので、言いだしっぺということで僕が幹事をすると立候補したんです」
初めての飲み会の幹事をした松岡さんですが、そのときは他のメンバーも店探しや当日の集金などの協力もしてくれ、とくに負担を感じることなく終了しました。もちろんみんなからお礼も言われ、松岡さんが嫌な気持ちになることはありませんでした。
幹事の回数がほかより多くなって
それ以降も月に2回くらいのペースで飲み会は開催。他の人が幹事をすることもあったのですが、松岡さんが幹事をお願いされる回数が明らかに多かったといいます。それでも感謝されれば文句はなかったといいます。
「みんな飲み会をしたいとは言うのですが、自らすすんで幹事をしてくれるようなことは少なくて。他の人がやっても、最終的には僕がお店探しをしているということもたびたびありました。少し違和感はありましたが、無理やり押し付けてくるわけではないので、僕も面倒でしたが引き受けることが多かったです」
他の4人に比べて明らかに幹事をする回数が多くても、メンバーはきちんとお礼をしてくれ、時にはおごってくれることもあったため、強く文句は言えなかったそう。しかし、徐々にメンバーたちの意識が変わっていくのです。