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第一印象で得をする!似合う服はカラー診断と骨格診断でわかる

暮らし

自分に似合う色が分かる、パーソナルカラー診断

カラー

ビジュアルプロモーターの相原悠希さん

相原:さらに「イエローベース」は、明度や彩度の異なる「スプリング(透明感のある色)」と「オータム(深みのある色)」と呼ばれる2群に分類されます。

 また同じように「ブルーベース」は「サマー(透明感のある色)」と「ウィンター(深みのある色)」と呼ばれる2群に分類されます。

――そこからどのような服を選ぶのが正解でしょうか?

相原:自分の肌質にあった明度や彩度の色のアイテムを選ばないと、肌がくすんで見えてしまったり、老けて見えてしまったり、シワが目立ってしまいます。

 また、私服を選ぶ際だけでなく、スーツのシャツやネクタイ、小物などに色物を取り入れたい時にもパーソナルカラーを使ってより魅力的に見せることができます。

骨格診断で自分にピッタリのデザインと生地が丸分かり

――そのもうひとつの「骨格診断」とはどのようなものなのでしょうか?

相原:骨格診断とはその名の通り、その人が持って生まれた「筋肉の付き方」「脂肪の付き方」「骨のフレーム感」の違いをチェックすることによって、自分に似合うデザインと素材が判別できるというものです。

・ストレートタイプ…重心が上半身にあって胸板が厚く筋肉を感じさせる
・ウェーブタイプ…重心が下半身にあって胸板が薄くすらっとした印象を持つ
・ナチュラルタイプ…骨や関節ががっしりして、フレーム感を感じる

 日本人の身体は、これらの3タイプに分類することができます。

 たとえば、ナチュラルタイプの方は、フレーム感がしっかりしているので、ざっくりしたニットやオーバーサイズのアイテムでも、服に着させられている印象を受けません。

 このように自分の身体の特徴を知ることによって、その人の本来持っている良さを活かしたデザインのお洋服を選ぶことができます。

――さらに骨格診断でわかることはありますか?

相原:服のデザインや素材感によって、痩せて見せたり、足を長く見せたり、身長を高く見せたりするなどの比重のバランスを変えて見せることができるので、知っておいて損はないメソッドでしょう。

 自分の骨格の特徴と、パーソナルカラーを押さえておくだけで、ずいぶんと印象が変わり、垢抜けて見えてきます。これらの診断結果は、加齢や体重の増減では変わらないので、一度きちんと受けておくことをおすすめします。

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