「ヤバい物件のほうが再生数伸びる」不動産業界人らが語る“事故物件”の裏話
今までの不動産の常識は無視している
石橋:従業員は募集されてるんですか?
なかじ:募集かけたときあんま期待はしてなかったんですけど募集してみたら想定より多くなってきて、どうしようとなってます。この前、試しに採用ライブをしてみようとおもったら、何千人かみてくれて。
大島:就活で落とされると敵になるみたいな人がいるじゃないですか。それが怖いですよね。
なかじ:結論、今回は採用なしになったんですけど。皆の悩みがわかってきて、このくらいできる状態になったらまたチャレンジしにきてねってなりました。
石橋:不動産屋なのに私服がラフなのがいいですよね。スーツってちょっと圧があるじゃないですか。僕はお客さんの話を引き出すのが好きなので、話しやすいように見た目はフランクにしようと思ってます。今までの「不動産屋ならこうすべき」という常識は無視してやっています。結果、相談に乗ってほしいという問い合わせをたくさんいただいてます。
初めて事故物件の中に入ったのはロケ
石橋:大島さんはもちろんですが、なかじさんも事故物件に行かれてますよね。
大島:僕はロケとかでお邪魔することはありますが、内見をさせてもらえることが少ないです。初めて事故物件の中に入ったのがロケでした。事故物件の専門家ですと名前を売っていったら番組企画で事故物件に入れるようになりました。ないけんぼーいずさんは普通に内見しているのでそこはすごいなと思いました。
なかじ:高級な物件より事故物件などヤバい物件の内見のほうが動画の再生数が伸びてるんです。あと見られるようにキャッチコピーを考えたりしています。
石橋:どこかしら不安の要素をさらうのが再生数が伸びる秘訣なんですかね? 事故物件も人が死んでるからここまで広まったとかありますよね。