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人手不足で引く手あまた「ITエンジニア」が、“年収を上げるため”に意識すべきこと

学び

高単価エンジニアになるためには

 ここからは「単価×還元率」のうち「単価」をより上げていく方法を見ていきましょう。単価を上げる方法は大きく2つあります。1つ目は「高単価で配属してくれる会社を選ぶ(会社の営業力)」です。

 どれだけ高いスキルを持っていても、営業が本来の単価よりも低い金額で調整してしまうような会社だと、当然、単価は伸びず年収も上がりづらくなります。そのため「単価交渉などをしっかりやってくれる会社かどうか」を見ていく必要があります。

 見極める方法として、面接時やオファー面談時に「営業のフォロー体制がどのようになっているのか」「単価交渉はどのように進めていくのか」を質問してみてください。

面接時やオファー面談時に確認すべき点

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 営業が1人のエンジニアにかける時間が少なければ、当然単価交渉する業務的な余裕もなく、後回しにされてしまう可能性が高くなります。また、エンジニアと密なコミュニケーションを取っていなけえれば、単価交渉をするための武器集めも上手くいかず、当然年収は上がりません。

 エンジニアに対する手厚いフォローアップや単価交渉に関して何かしらの施策がある会社は、上記の質問にも具体的に回答してくれるはずです。もちろん入社してみないと分からない部分もありますが、これらの質問に納得できる答えを返してくれた会社はある程度信用していいでしょう。

 また単価を公開している会社であれば、単価について一定数意識している会社だと判断できるため、こちらも判断基準の一つとしてチェックしてみてください。

 2つ目は「高単価が見込めるスキルを持つ(自身の市場価値)」です。一方で、エンジニア自身が高いスキルを身につけることも重要です。高単価に必要なのは「エンジニアとしての技術力」と「コミュニケーション力」です。

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