牛丼御三家の「うなぎ」メニューを徹底比較!最も満足度が高かったのは
もうすぐ土用の丑の日。今年は一の丑が7月23日、二の丑が8月4日で、「鰻(うなぎ)」を食べる気分が高まっている方も多いのではないでしょうか。
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「うな丼」をテイクアウトして比較
ちなみに、なぜこの日にうなぎかというと諸説あり、「う」のつく食べ物が良いという流れで、平賀源内が「うなぎ」と発案した説が最もよく知られているようです。由来の真相はさておき、疲労や夏バテが心配なこの季節に栄養価の高いうなぎを食べることには納得。
しかしながらうなぎの価格が高騰して決して安い食べ物ではないですから、どうせならおいしいお店で少しでも安く手軽に味わいたいですよね。
そこで今回は、三大牛丼チェーンである吉野家、松屋、すき家から発売されている「うな丼(うな重)」をテイクアウトして比較してみることにしました。うなぎやごはんの重量やサイズも計測しながら比較実食したところ、3者ともに特徴や強みが大きく異なることに気がついたので、選んでいただく上でのヒントにしていただければ幸いです。
すき家は冷めてもおいしい
まずは、すき家のうな丼からスタート。はじめに嬉しかったのが、容器です。四角いお重型に入ったスタイルが好印象で、ごちそうを食べている気分を盛り上げてくれます(他の2者は丸型容器)。
タレの茶色味が最も濃く、蒲焼らしさが際立つビジュアルもインパクト大。ただし、うなぎの量は3者の中で最も小さく、うなぎの厚みも最薄。食べてみると濃厚な甘辛タレは満足度つながる工夫であり、うなぎそのものも臭みがなくて普通においしくいただけます。
食感としてはふんわりふっくら寄りではなく、しっかり焼いたかため寄り。うなぎ自体に食べ応えを実感きる食感とも言えます。ごはんはかために炊かれていて、冷めてもおいしく食べられるという点はうな重のおいしさを考える上で非常に重要だと再確認できました。
【すき家 サイズ情報】
うなぎ:タテ7センチ、ヨコ10センチ、70グラム
ごはん:248グラム
※筆者が計測した数値(以下同)