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「2021年最も読まれた電子漫画」20~30代男性TOP10。『呪術廻戦』を抑えた1位は

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 長引く自粛生活の影響も相まって、電子書籍が身近なものになった人も多いのではないでしょうか。特に今年はアニメや映画のヒットをきっかけに電子書籍で原作を読み始めたという声も多く聞こえました

タブレット

※画像はイメージです

 2021年12月現在、国内最大級の品揃えである累計約128万冊のマンガや書籍を配信する、総合電子書籍ストア「ブックライブより、bizSPA!世代である20~30代男性の年間売上ランキングから上位10作品を発表するとともに、特に盛り上がった4作品をピックアップして紹介します(集計期間:2021年1月~2021年11月)。

2021年「売上ランキング」TOP10は?

 20~30代男性の年間売上ランキングの上位10作品は、以下のとおりです。

【ブックライブ 20代&30代 男性 年間売上ランキング】

1位『東京卍リベンジャーズ』(和久井健/講談社)
2位『はじめの一歩』(森川ジョージ/講談社)
3位『呪術廻戦』(芥見下々/集英社)
4位『人妻の唇は缶チューハイの味がして』(チンジャオ娘・野上たま/講談社)
5位『キングダム』(原泰久/集英社)
6位『転生したらスライムだった件』(川上泰樹・伏瀬・みっつばー/講談社)
7位『僕のヒーローアカデミア』(堀越耕平/集英社)
8位『ONE PIECE』(尾田栄一郎/集英社)
9位『進撃の巨人』(諫山創/講談社)
10位『月が導く異世界道中』(木野コトラ・あずみ圭/アルファポリス)

1位:アニメ、映画のヒットで人気急上昇

『東京卍リベンジャーズ』
作者:和久井健
出版社:講談社

東京卍リベンジャーズ

『東京卍リベンジャーズ』

 2021年4月のアニメ放送をきっかけに人気に火が点き、その後7月に北村匠海さん、山田裕貴さんらが出演の実写映画公開で大ヒットとなった『東京卍リベンジャーズ』が1位となりました

 主人公は26歳、フリーターの花垣武道(タケミチ)。彼がある日、中学時代につきあっていた人生唯一の元カノが殺されたニュースを見るところから、物語は始まります。その後、突然の事故をきっかけにタケミチは中学時代にタイムリープ(現在の意識が過去の自分の肉体に乗り移る現象のこと)し、人生の最盛期である14歳をやり直すことになる、というストーリー。

 タイムリープした中学時代で、当時出会わなかったはずの不良少年・マイキーとドラケンと出会うことで、タケミチの人生は変わり始めます。タイムリープが引き起こす先の読めないサスペンス的な展開に加え、マイキーやドラケンをはじめとする魅力的な不良少年たちのキャラクター性にも注目が集まり、少年マンガジャンルでありながらブックライブでは女性の購入者が約4割を占めるなど、男女ともに人気の高い作品です

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