鍵の閉め忘れが気になる人はヤバイかも…「ネガティブ」を脱する考え方
生きがいややりがいを見出すコツとは
「年1回世界遺産を見るために」と思えれば、今まで仕事が嫌だったとしても、肯定的な側面で見られるようになります。仮に年1回の旅行を達成したら、「年に2回行けたら最高かも」と変わっていく。こうして自尊感情が高まっていき、どんな場面においても、生きがいややりがいを見出せるようになるんです。
実は仕事や人間関係って、0か100かで極端に変わるのではなく、要は自分の心の置き方の問題。目的を持って、やりがいを見出していくと、先の例では旅先の言語もいいなと思えたり、生活スタイルに憧れを持つなど、どんどん枠も広がります。
そのループで気持ちが前向きになると、自分を高めること、自分らしく楽しく生きることにつながっていく。そうすれば、 仕事や人間関係も含めて、積極的に人生に挑めるようになります。
鍵の閉め忘れが気になる人はヤバイかも…
ただ、いくら目的をもってやる気に満ちていても、気力を失い、ネガティブになる時はあります。これは「心のガソリン切れ」を起こしている状態。だから、やる気も出ないし、悲観的になります。
まず大切なのは、ガソリン切れになっている状態を「自分で気づいてあげる」こと。気づいたら、映画を見る、寝てしまう、美味しいもの食べる……好きなことでリフレッシュする。笑うのも泣くのもあり(笑)で、自分の情動を発散させましょう。
心のガソリン切れに気づきにくい人もいるかもしれません。知っておいて欲しいのは、前提として人の心は「浮き沈み」すること。心が沈むと、人との比較や嫉妬をし、気がかりや不安が多くなって、ネガティブな面を感じやすくなります。だから、「自分が悪い」と責める必要はありません。
例えば、外出時に鍵を閉めたのに不安になって、「閉めたかな」と何度も鍵をガチャガチャと開け閉めしてしまう。これは心が沈み始めたサインです。マイナス感情がいつもより多くなったと感じたら、ポジティブな行動を増やす。そうすれば、またパフォーマンスを高められます。