代謝アップで「痩せやすい体」に。日常生活でできるストレッチ2つ
やせたい気持ちはあるけど、運動する時間と気力がないという人も多いはず。今回は日常生活の動きで少しでも代謝をアップさせるための「やせストレッチ」をご紹介します。
筋肉が硬いと代謝が低い
ダイエットをするためには、スポーツジムでレーニングを食事制限をして苦しい日々を過ごすというのがイメージにあるかと思います。確かに運動をして食事をコントロールすると、減量や体脂肪を落とすために効果的です。
しかし、現代人は日々忙しい生活を送り、体のために時間を使える人は限られています。そんな忙しい人にオススメなのが、ストレッチ。ストレッチを習慣化させることで日頃の生活動作からダイエットの効果を見出すことができます。
我々は毎日生活をする中でたくさん体を動かしていますが、もとから代謝の高い人や筋肉をたくさん使えている人は、この少ない運動でも一定の脂肪燃焼効果を出しています。毎日デスクワークや運動不足の人たちは、単に運動量が少ないだけでなく、筋肉が硬くなって代謝が落ちてしまっているので、体を動かしてもあまり運動効果を得ることができません。
特に狙いたいのが「背中」と「脚」
でも、実際に代謝を上げるストレッチはどんなことをしたら良いのでしょうか。狙いは「背中」と「脚」です。人間の筋肉の中で比較的大きい部位は背中と脚の筋肉です。これらの筋肉を優先的に伸ばしてあげることで、代謝が上がりやすくなります。運動不足になっている人たちは特にこのあたりの筋肉が硬くなっているので、ぜひストレッチをしてあげたいです。
<背筋ストレッチ>
① スポーツタオルを両手で持ち、体から遠のけるように腕を斜め上に伸ばします。
② 背中に伸びを感じたら、そのままタオルをゆっくりとおへその前まで下ろします。
③ 伸びた感じを緩めず、再度頭上まで戻します(①~③の手順を繰り返します)。
背筋、肩甲骨周りの筋肉を伸ばすストレッチです。一方向で伸ばし続けるのではなく、伸ばしながら関節を動かすことでいろんな筋肉をたくさんの角度で伸ばすことを目指しています。1日10回3セットを目標にやりましょう。