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コロナ就活に負けない、企業にウケる志望動機の作り方

学び

「志望動機」を3つの切り口で分けるメリット

 また、志望動機を「業種」「職種」「会社」で分けて考えることによって、“色々なタイプの志望動機”に対応できるようになります。

 例えばあなたがIT業界のエンジニア職を目指していたとしましょう。実は面接では「志望動機はなんですか?」ではなく、各項目をバラして以下のように聞かれるケースがあります。

・「IT業界の志望動機を教えてください」
・「なぜエンジニアを志望したんですか?」
・「その中でもどうしてこの会社を選んだのですか?」

 このとき、志望動機をひとつの切り口でしか考えていないと、質問にはうまく答えられません。しかし、準備段階で「業種」「職種」「会社」の志望動機をひとつずつ分けて考えておけば、たとえバラバラに質問されても対応することができます。

「志望動機」を作るのは難しくない!

履歴書

 ここまで「志望動機」の作り方を解説してきました。今回のまとめは以下の通りです。

・志望動機は「業種」「職種」「会社」の3つの切り口で作る
・志望動機には「自分にとってのメリット」を盛り込む
・切り口を分けることで、志望動機をバラバラに聞かれても対応できる

 志望動機に苦手意識を持っている人も多いですが、この作り方を真似れば、スムーズに志望動機が作れます。加えて「業種」「職種」「会社」の分析もできるので、一石二鳥です。

 コロナ禍で就職市場が厳しくなっている今だからこそ、1社1社の面接準備が大切。「自分にとってのメリット」をしっかりと考え、内定を掴み取りましょう。今回の内容はこちらの動画でも詳しく紹介しています。合わせてチェックしてみてくださいね!

<TEXT/川畑翔太郎>

株式会社UZUZ専務取締役。創業から7年間で20代を中心に1,200人以上の就職/転職をサポート。twitter:@kawabata_career

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