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コロナ禍の東京で何が起きていたか?激動の5か月の記録写真

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 日本だけでなく、世界中で猛威を奮っている新型コロナウイルス。その影響は、単なる疫病に留まらず、多くの人びとの生活に変化を及ぼしている。

東京コロナ禍

2月19日クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」からウイルス検査で陰性だった443人が下船を開始した(※写真は以下『東京、コロナ禍。』より)

 通勤客であふれる満員電車、パチンコ店の行列、活気あふれる居酒屋の灯……さまざまなものが、この数か月で姿を変えてしまった。トイレットペーパーやティッシュペーパーが市中から消えたのも、遠い過去の話に感じるかもしれない。

 だが、全国的に感染者数が再び増加している今こそ、その激動の時期を振り返るべきかもしれない。コロナ禍に揺れる東京の様子を活写した『東京、コロナ禍。』(撮影:初沢亜利、柏書房)7月20日に発売された。

4月3日 衆議院第二議員会館会議室

 今回は写真家・初沢亜利が東京の街角をひたすら歩いた写真集『東京、コロナ禍。』より、収録写真の一部を、本書のコメントなどを交えて紹介する。

東京コロナ禍

4月3日 衆議院第二議員会館会議室

東京コロナ禍

4月21日 緊急事態宣言発出後、初の週末を迎えた渋谷センター街

東京コロナ禍

4月14日 池袋駅北口 自粛生活での大掃除のせいか廃品回収車を頻繁に見かけるようになった

三軒茶屋セルフサービスのタピオカ屋

東京コロナ禍

三軒茶屋セルフサービスのタピオカ屋

東京コロナ禍

犬を抱える笑顔の男女2人組

東京コロナ禍

三軒茶屋の公園 また舞台で踊れる日まで、と黙々と練習に励んでいた

東京、コロナ禍。

東京、コロナ禍。

フラットな視点で新型コロナウイルス流行下の東京とそこに住む人々の日常を撮影した、<コロナ時代>の始まりをとらえる決定的写真集

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