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28歳女性が満員電車で苦しむ“お腹の事情”…「通勤快速」は地獄?

学び

猛烈な便意に襲われて一度だけ…

通勤電車

 ストレスフルな通勤生活を続けているうちに、通勤タイムに神経性の下痢を発症するように。

「さすがに『これはヤバい!』と思って、水のいらないチュアブルタイプの錠剤をいつでも飲めるように持ち歩いていました。でも、体が慣れてしまったのかだんだん効きも悪くなっていくんです。ひどいときには、車両のドアが開いたら弾丸のようにホームへ飛び出してトイレにダッシュ。中央線の手洗い事情に詳しくなりました(笑)」

 今ではちょっとした笑い話だというミユキさんですが、周囲には秘密にしていることがあるそう。

「実は、1度だけ間に合わなかったことがあるんです……‬。いつも通りもみくちゃの通勤快速に乗っていて、猛烈な便意に襲われたんですが、ちょうど駅間20分近くかかる地点で……。

 もう最悪ですよ……脂汗かいて耐えましたが、ちょっと漏らして下着を汚してしまったんです。コンビニに走ってフォローするまでノーパン状態でした(笑)。この事件の後、『社会的に死ぬ前に』と思って、会社の近くに引っ越しました」‬‬

 犠牲になったのがパンツだけで済んだのは、まさに不幸中の幸い。「家賃が安いから」と安易に家を決めるととんでもない目に合うかもしれません。

特集・私の“痛勤ラッシュ”レポート

<取材・文/小西 麗 イラスト/デザイア恵利>

(こにし・うらら)編集者・ライター。1993年生まれ。日本女子大学卒業。紙・web問わず、エンタメ、カルチャーを中心に企画・執筆を行う。ブロマンス愛好家としてコラムの寄稿も。Twitter:@uraranran524

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