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1人ぼっちの「ソロキャンプ」に元キャバ嬢が挑戦。これって最高の贅沢では…?

暮らし

100均のトレーでアヒージョを調理

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アヒージョとタンドリーチキン

 続いて、100円ショップで買ったアルミのトレーにオリーブオイルと塩を入れて、エビとマッシュルームを煮ます。冷凍してきたエビはこの暑さですっかり解凍されていました。食材は冷凍して持っていくのが保冷剤代わりにもなってオススメです。

 オイルが沸騰してエビの色が変わってきたら……簡単なのに激うまなアヒージョの完成! 炭の中に直接置いていたホイル焼きもしばらくすると熱くなってきました。こちらもバターと塩気が効いていてうまい。

 あ~、白ワインを持ってくれば良かった……。串用に持ってきた野菜は、直焼きと残ったアヒージョのオイルで焼くことにしました。

 そしてシメは一晩中漬け込んだタンドリーチキン。ジュージュー……と香ばしい音を立てて焼けていきます。キャンプのシメといえばカレーですが、カレー味のタンドリーチキンなら余って困ることもなく、ソロキャンプにも持ってこい。スパイシーな風味が食欲をそそり、あっという間に完食してしまいました。これにて食事はすべて終了。

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ズッキーニのオイル焼きとタンドリーチキン

片付けはあっという間に終了

 その後、スマホで音楽を聞いたり酒を飲んだりして過ごしました。

 設備がないからかバーベキューしている人も少なかったため、人目を気にすることなくゆっくり過ごすことができました。そして最後の片付け。

 使い終えた炭を指定された場所に捨てて、コンロを水道で軽く洗います。軽く洗うだけでも折り畳めるコンロなのですぐに持って帰ることができ、ゴミをまとめて指定された場所に捨てたら……片付け終了!

 1人なので片付けもあっという間に終えることができた結果、約2時間半ほどでデイキャンプは終了。あっという間に終わってしまったので、次は外でイチから調理するのも良いかもしれません。

 初心者の私でも簡単にできたソロ・デイキャンプ、興味のある人は挑戦してみてはいかがでしょうか?

<取材・文・撮影/カワノアユミ>

東京都出身。20代を歌舞伎町で過ごす、元キャバ嬢ライター。裏モノ・夜ネタを主に執筆。アジアの日本人キャバクラに潜入就職した著書『底辺キャバ嬢、アジアでナンバー1になる』(イーストプレス)が発売中。Twitter:@ayumikawano

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