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圧倒的な成長で「年収を倍にする」ためのテクニック7つ

学び

7.)昇進するまでのストーリーを作成する

会議 資料

 頭の中で社内の様子を思い浮かべて、あなたの昇進が決まるその瞬間までのストーリーを思い浮かべてみます。ストーリーを描くうえで重要なポイントは次の3つです。

① 決裁権者をおさえる
 自分の昇進を決める権利のある人を探し、アピールしましょう。昇進の決裁がどのように進むのか、業務の流れを社員の方から何気なく聞き出しましょう。

② 事前に合意する
 決裁権を持つ人とはできるだけ事前に合意しておくようにします。「このような条件がそろったら昇進させてくださいね」と合意しておきます。

 組織規模が大きくなると不公平感を理由にやりづらくなりますが、小規模組織では案外簡単に合意できることもあります。

③ 抵抗勢力を想定する
 あなたが昇進すればそれを快く思わない人が必ず出現します。最短で昇進した場合、周囲の人間に認知的不協和を与えることは事実です。

 先輩社員は自分より短い期間で昇進したあなたに対して不快を感じる人もいるかもしれませんし、同期の社員も自分の能力不足を感じて不満を態度に表すこともあるかと思います。

 よって、謙虚にみせる工夫、適度な謙遜などの見せ方の工夫は必要になってきます。

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 決して楽な戦いではないと思います。しかし、少なくともこのページを読んでくださっている方は向上心に溢れ、実力も高い方であるはずです。きっと上手くいきます。活躍をお祈りしております!

【推薦図書】
時間をかけずに成功する人 コツコツやっても伸びない人 SMARTCUTS』シェーン・スノウ、斎藤栄一郎(翻訳)
 成功者のケースが挙げられている本であるため、ややスケールの違いに違和感があるかもしれませんが、成功の仕組みを今までにない視点で語っている書籍です。

<TEXT/丹羽大規>

業家/声楽家(テノール)歌う実業家。株式会社Luceキャリアデザイン事業部ディレクター。東京藝術大学声楽科テノール専攻卒業。一橋大学経営学修士コース(MBA)修了。2015年ベルテクス・パートナーズへコンサルタントとして参画。2018年より現職。声楽を川上洋司氏に師事。神奈川県出身。大学在学中より「音楽家が食べていける社会づくり」に関心を持ち、MBAとコンサルティング事業にて研鑽をつみ、キャリア支援サービス「ストリーデ」を開始

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