普通の女性は面倒だからキャバクラのほうがいい…20代男性の斬新すぎる恋愛観
最近は、20代の恋愛離れが進んでいるとよく聞きます。
ウェブメディア「キャリアコンパス」が昨年行ったアンケートによると、20代男性の「3人に1人が異性との交際経験がない」とのこと(全国の20代男女300人対象、2月9日実施)。最近では、恋人がいなくても何も不自由に感じない人はそれなりにいるようです。
今回話を聞いた都内のIT企業に勤める本田真さん(27歳・仮名)は、約5年間、彼女がいない生活を送っています。ですが彼は、それを卑屈に感じることはなく、「異性と楽しむのは恋愛だけの特権ではない」と言います。詳しく話を聞いてみました。
普通の女性が面倒。キャバクラに週3回通う
本田さんは、キャバクラに週3日も通っているのだそうです。
今なら相席居酒屋など、女性と知り合う機会が豊富にあるでしょう。一般の女性のほうがその後、交際に発展する可能性も感じます。「一体なぜキャバクラに?」と訊ねると、彼は「一般の女性が面倒だから」と言います。
「相席居酒屋には何度か行ったことがあります。でも、もう行きたいとは思わないですね~。だって、まず女性がお金出さないのおかしくないですか? こちらが何かサービスを受けてるわけではないのに。しかも、あそこってほとんどがセルフドリンクシステムじゃないですか? なんか、『男が女の子のドリンク作るのが当然』みたいな空気がほんと嫌で。
僕の友人は料理も取り分けてあげてましたが、なぜこちらが金を払ってそれをやるのか理解できなくて。もちろん、やらなきゃならないルールはないけど、なんとなく暗黙の了解みたいになってる。そういうのを何度か経験するうちに『面倒だな…』と。正直、話していて面白い女性もいなかったし……」
世間の恋愛観に違和感があった
本田さんは若者特有の合理的思考というのか、少しドライな考えの持ち主のよう。
一方で、「レディーファースト」という言葉があるように、気配りのできる男性がモテる風潮があることは肯けます。また、彼は「これは何も相席居酒屋だけに限ったことではない」と続けます。
「合コン、会社の飲み会、マッチングアプリで出会った女性、すべてそうです。たとえばデートをするにしても、お店は男が予約するのが当然みたいな空気。反論の声もあると思いますが、それをしないと『気が利かねえなあ』とか思われたり、女子同士のLINEで『こいつないわ~』とか言われますよね」
それを「本当、面倒で。こっちが気を遣ってまで彼女なんていらない」と言い切ります。そして、「一生独身でもいいや」と自暴自棄になったとき、彼はキャバクラに出合います。
「キャバクラはいいですよ。お酒は作ってくれるしこちらが話さなくてもいろいろ話題を振ってくれる。こちらが話せば聞いてくれる。別にキャバ嬢と付き合いたいわけじゃなくて、純粋に楽しんでるんです。もうそろそろ通い始めて半年になりますが、まったく飽きないですね」