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クラフトビールってそもそも何だ?キリンの代官山工場で試飲レポート

暮らし

料理試食&クラフトビール試飲してみた

 個性豊かな4種類のクラフトビールと高級感漂う4品のコース料理を、それぞれの組み合わせがどのように作用しあうのか説明を聞きながら試食&試飲していきます。

クラフトビール

前菜からメイン、デザートまでフルコースと、ワイングラスに入ったクラフトビール

 驚いたのは、料理を口にする前と後でクラフトビールの味が違うこと。例えば、「JAZZBERRY」というクラフトビールと「フォアグラソテーとルバーブのコンポート」の組み合わせ。

 JAZZBERRY単体だとベリーの香り・酸味をしっかりと感じながらも、しかし間違いなくこれはビールであると主張をしてくる、チームワークの良い三重奏のような味です。が、料理を食べた後では印象が全然違いました。

 全体が引き締まるのです。フォアグラといえば舌触りが非常になめらかで濃厚な食べ物ですが、ベリーの香りと酸味を纏ったJAZZBERRYが爽やかなので、キュッと引き締まります。JAZZBERRYが、ファッションにおける差し色のような役割を見事に演出。ゴテゴテとクドくならないように“引き算”がなされた見事なマリアージュでした。

クラフトビール

クラフトビール本当においしかったです…

「クラフトビール×スイーツ」異色の組み合わせ

 また、「on the cloud」と「抹茶マカロン」という、クラフトビール×スイーツという異色の組み合わせもありました。意外に思われるかもしれませんが、これが冗談抜きに合います。

クラフトビール

マカロンとの意外なマッチングが楽しい「スイーツペアリングセット」

 グレープフルーツの香りのon the cloudは、そのまま飲むと爽やかでフルーティな苦味を持ったビールと言った感じですが、抹茶マカロンを食べた後に飲むと、サックリとした抹茶マカロンの濃縮された甘味を邪魔することなく、清涼感だけをプラスしてくれました。

 その他、2種の組み合わせも抜群のコンビネーションを見せてくれたので、私はただただ静かに味わいながらひたすら感動していました。お肉も、それに合わせたクラフトビールもおいしかったし、最高でした。

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