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KDDIのような通信障害が起きても困らない対処法。節約にもなる

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選び方によっては節約になる可能性も

 2回線目を上手に活用することで、トータルの通信費用を節約できる可能性もある。

 たとえば、メインの回線に、ワイモバイルの「シンプルM」(月15GB・3278円)を利用しているものの、月によってデータ通信量の変動が大きく使い切れない月も多いという場合、メイン回線を3GB・2178円の「シンプルS」に切り替えたうえで、2回線目として先述の日本通信「合理的シンプル290プラン」を組み合わせるといった運用が考えられる

通信障害

日本通信の「合理的シンプル290プラン」は290円から利用可能。どの組みあわせがお得になるかは使い方次第なので、じっくり検討したい

 この場合、通話はメイン回線、データ通信はメイン回線の3GBを使い切ったらサブ回線を使う設定に切り替える。データ通信を使わない月は費用を抑えられ、使った場合も比較的割安な従量課金が適用される。自分の使い方やプランの特徴を考えて組みあわせを考える必要があり、頭を使う作業になるが、回線を増やしつつトータルでお得になればかなりラッキーだ。

スマホ2台持ち、家族でキャリア分散を

 今使っているスマホがデュアルSIMに対応していない場合、もう1台スマホを持ち、そこに2回線目を入れる選択が考えられる。機種変更前に使っていた端末がまだ使える状態なら、それを活用すればよいだろう。余分な端末が手元にない場合は、中古で安く入手できる。また、新品のSIMフリー端末でも2万円程度の製品もある。

 同居している家族などがいる場合、契約する通信会社を分散させることで、通信障害に対するリスクを回避する方法もある

 家族割引のために皆で同じ通信会社を使っているというケースは多いかもしれないが、その場合、その会社で通信障害が起こると、誰もスマホを使えない状態になってしまう。誰か1人でも別の通信会社を使っていれば、そのスマホから情報を入手したり、緊急の電話をかけたりできるので安心だ。

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